閉店、バイト業務時間終了後。
「M田、来月からのシフト見してみろ」
「え?いいけど…」
って、そこで素直に見せてくれるお前もどうかと思うが(苦笑)。
シフトを確認しながら、取り合えず最近のアレコレに関して軽く手を打ってみる。
これが吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、何もしない出来ないでいるよりかはマシかなぁ…。
あたくしだけがS班長に対してガン切れて、酷い顔してるとか突っ込まれるのは別に構わないんだ。あたくしが我慢してればいいだけだし。
だけど、あたくし以外の子までが、あんな顔して仕事してるのを見るのはやっぱり嫌なんだよね…。
しかも、実際はどうなのかはまだ目撃していないから何とも言えないんだけど、でも二人の子から同じ内容の話を聞いてしまってるから、ほぼ確実だと思うんですが…。
そんな話もあって、S班長とカァチャン(仮名)がグルになってるっぽくて、S班長に対してだけじゃなくカァチャン(仮名)に対してもあの二人は相当参ってるとか、
……いやあの、ね。
「顔も見たくねぇ!!」とか思う人間が一人居るだけでも結構憂鬱なのに、それがもう一人、しかも常に隣に居る状況って、相当タチが悪いと言うか、正に一触即発な状況だと思うのですよ;
今はまだ我慢の効く範囲かも知れませんが、我慢も何れは限界がくる訳で。
そうなった時、二人が二人して同時にバックレ…な事になったら、人事的にも痛恨の一撃だし、何よりそれでカァチャン(仮名)の印象が悪くなってしまったりするのは、出来るだけ避けてやりたいところ。
「……あたくしはどーでもいいんだけどさ。この二人に対してはちょっと扱いが酷いと思うんだよねー…。お前から何とか言ってやってよ」
「分かった。それとなく話してみるけど……S(班長)ちゃんの場合はどう話したらいいか難しいんだよねー…;」
「あー…;」
確かに…;orz
みんながみんな、S班長が暴走してるのは分かっていても何も言わずにいるのは、話し方を間違えると暴走どころの騒ぎじゃなくなるから、なんだよねー…;
クズは何処までも厄介だな…;
ぶっちゃけ、
あたくし一個人の意見で言わせて貰うと。
S班長の暴走がこのまま続き、そのせいで本当に二人がバックレようが、それに責任を感じてカァチャン(仮名)までもが辞めるとか騒ぎ出そうが、ホールスタッフがどんだけクズ揃いになろうが知ったこっちゃないんです。
あたくしはあたくしで、マイペースに仕事をさせてくれれば全然OK!なんです。
だけど、
なんだか最近そうもいかないのは、
………なんで、なんだろう…。
それよりも、
「みんなバックレるらしいってはるかぜ(仮名)ちゃんが言ってた、って、糞上司さんから聞いたんだけど?」
「――はっ?あたしが?そんな事ひとことも言ってねぇけど?」
「あれっ?寝惚けてたからなぁ…オレの聞き間違いかなぁ?」
「………。」
つか、そもそも、あたくしは糞上司はこの手の話を今まで一切振った事もないし振るべき・話すべき人間ではないなと。
適材適所、糞上司はこの手の話に関しては不適切だとあたくしの中では判断しているので、そんな話なんざ本当にしたことがないのに、
…………え、
これ、
罠……!!?;(ダラダラダラ)
orz;