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衝動

別段好きではないけれど

嫌う程でもない女の子に誘われて

飲みに行った




気が乗らない飲みは

どうでもいいものでしかない



でも断るのが面倒で

とりあえず行ってニコニコしとく



自分の話なんてしたくないから

振られてもすぐ相手に振り返す




そしたらまた上機嫌で話すから


ニコニコして聞いていればいい



簡単なことだ








適当に相槌を打って

適当に笑って

好きな酒飲んでいればいい






そうやって3時間を潰す





こんなこと

よくある話











相手が誰かの陰口を叩き

誰かの揚げ足を取る話を聞き流す



この人はきっと
わたしのことも同じように誰かに話してるんだろうなんて



しかたのないことを考えながら










こんなことも


よくある話




















よくあるわりに




どうしようもなく疲れる話























帰りの電車の中






いい歳したオッサンが携帯でゲームをしていた



背中を丸めて

携帯を両手で握りしめて




















なんだか無性に






蹴り飛ばしたくなった

眠れぬ夜は

漆黒の闇の中で






願う











まだ見ぬ貴方に。










どうか




どうか














この手を、包んでと。




どんな小さな足跡にも


気づくよなんて言って


温めてくれるから













わたしは




もっともっと泣きたくなった

















この無機質な地面が


ぐちゃぐちゃになって


わたしの足元だけ


ぐっちゃぐちゃになって








しっかり


しっかりと










この虚ろな跡を残せるよう











遠くから願ってしまった





















貴方と交わした




遥か、遥かな、尊い約束。

やっぱり

母は偉大だ






ありがとう

どうしよっかなー…これから。
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