赤髪金髪コラボでやや深夜テンションなお話です。
「誤解と不安」の続き的なお話で…
女装したままのライニさんとの絡みをやりたかったんです←
*attention*
赤髪金髪コラボのお話です(BL注意です)
深夜テンション&甘めなお話です
「誤解と不安」の続き的なお話です
女装したライニさんとそういうことをするアネット
ちょっとS化してる彼です(笑)
こうしてラブラブしてる二人を書きたかったのです…←
相変わらずの妄想クオリティ
ナハトさん、本当にすみませんでした…!
以上がOKと言うかたは追記からどうぞ!
静かな、ホテルの一室。
少し大きめの、ベッドの上。
柔らかなマットレスに沈んだまま、ハイドリヒは目の前の少年を見つめていた。
綺麗な青の瞳が捉えるのは鮮やかなガーネットの瞳。
薄暗い部屋のなかでもよく見えるその煌めきは鮮やかだ。
「……ほんと、駄目だな」
彼を見下ろしていた赤髪の恋人、アネットがぽつりと呟く。
ハイドリヒが首をかしげると、アネットが愛しげにその頬を撫でた。
「可愛すぎて、ヤバイ……
見た目もだけど、俺がふつーの女の方が良いかもなんてバカなこと考えて、
こんな行動に出たラインハルトがかわいすぎて、ヤバイ」
アネットの言葉にハイドリヒは少し顔をしかめる。
"バカなことって……"と呟く彼は不服そうだ。
それはまぁ、そうだろう。
さんざん真剣に悩んだのだから。
アネットは彼を見てくっくっと笑った。
そして彼が着ている女子用の制服を引っ張って、いった。
「これは、此処で借りたのか?」
「え、ぇ……ナウヨクスが、着てみろと」
「やっぱりそうか」
予想はできてたよ、といってアネットは苦笑する。
このクオリティの高い衣装は、恐らく彼が用意したんだろうと思っていた。
どうせ"脱がせる"のに、こだわりを感じる。
そして、アネットは小さく息を吐き出すと、ハイドリヒの唇を塞いだ。
「ん……っ、ぅん……」
「ふ……、ん……」
唇を重ねて、互いの吐息を貪る。
呼吸が苦しくなってきた頃に離れれば、すっかり上がっている二人の呼吸。
優しくて甘いキス。
それは確かに、恋人を気遣いながらするもので。
ハイドリヒは自分を組み敷く彼を見上げる。
アネットはそれを見つめ返して、にっと笑った。
「あ……っ」
ハイドリヒの唇から甘い声が零れた。
アネットの手が、スカートの内側に入ってきたからだ。
「へぇ……スカートだと、脱がせる必要なくて楽だな」
観察するような口ぶり。
どこかからかっているような口調。
スカートを捲ったような体勢で触れ続ける彼。
プリーツスカートの裾が太股に擦れてくすぐったい。
ハイドリヒは身を捩りつつ彼に訴えた。
「っ、ぁ……ん、横着、しな……っ」
中途半端に服を着たままに触れられるのは変な感じがする。
足の付け根を撫でられて、高い声があがった。
ちゃんとした触れかたをしてくれと言うハイドリヒ。
アネットはそれに首を振る。
「いいじゃん、ちょっと服着たままでも」
可愛いからもうちょいこのまま。
そういって笑うアネットはいつもより若干嗜虐的だ。
アネットはさて、と呟くと、スカートから手を抜いた。
そして、上の服を捲りあげて、笑う。
「わざわざ下着まで用意する辺りがあの人らしいなぁ……」
んで、お前もそれつけてんだ?」
アネットはそういいながら女性ものの下着を捲りあげる。
詰めていたパッドも外れて露になるハイドリヒ自身の胸。
アネットはそれを撫でる。
びくっとハイドリヒの体が跳ねた。
「ひ、っ、ぁあ……あ……」
「ラインハルトは胸弱いよなぁ」
可愛い反応する、といいながら指先で暫し彼の胸を弄る。
彼の体はびくびくっと跳ね、形のよい唇からは吐息と嬌声が零れる。
飲み込めなかった唾液が流れていて、アネットはそれを器用に舐めとった。
そのまま、アネットは一度手を止める。
刺激がなくなって、ハイドリヒは荒い呼吸をしながら彼を見上げた。
アネットはガーネットの瞳を細めつつ、ハイドリヒを見下ろしている。
そして彼の首筋に軽くキスをすると、そのまま耳元で囁いた。
「普通にしてても十分ラインハルトかわいいんだけどさ……
ほんとに、こういう格好されると余計駄目だ」
愛しすぎる、といってアネットはハイドリヒの首筋に何度も口付ける。
薄い薄い所有痕がつくくらいの、強さで。
「誰にもこんな可愛い格好見せんなよ?」
絶対駄目だからな、と言ってアネットは笑みを浮かべる。
そのまま柔らかく彼の首筋を撫でた。
「ぁ……っ、いつ、見せる、タイミングが……っ」
こんな格好、しない。
今回だって迷いはしたのだ。
アネットが"普通の女性"に憧れるならばと着ただけで……
それ以外だったら、頼まれたってこんな格好しない。
ハイドリヒは甘く掠れた声でそういう。
アネットはそれを聞いて更に目を細めた。
「へぇ……でも、ナウヨクスさんには見せたろ?」
彼の言葉にハイドリヒは大きく目を見開いた。
確かに、この服はナウヨクスが用意したもの。
着るからといったときには必然彼に姿を見せることになった。
よく似合うぜ、これならあの兄さんも惚れ直すだろうよ、何て言われたくらいで……
アネットはじっとハイドリヒを見つめる。
その視線から逃げるように目を逸らしつつ、ハイドリヒはいった。
「っ、それは、カウント……」
しないでしょう、とハイドリヒは言う。
しかしアネットは笑顔を浮かべて首を振った。
「ダメ、アウト」
―― だから、お仕置き。
アネットはそういうと、ハイドリヒの柔らかな肌に唇をつけた。
そこにひとつ、濃い赤色の所有痕をつけた。
恐らく制服を着たらぎりぎり見られるであろう場所に。
「あ……っ、アネット、さ……」
「それも隠せよ?別に、見せつけてもいいけど」
ラインハルトに任せるけどさぁ、と言いつつ、アネットは彼にキスをする。
そのまま服の中に手を差し入れて、直接彼の肌をなぞる。
そんな彼の暖かく大きな手を感じながら、ハイドリヒは甘く喘いで目を閉じる。
彼は本当に自分を愛してくれている。
それを、強く感じながら……――
―― 感じる愛情 ――
(抱いた不安を溶かすように柔らかく触れてくる彼
過剰なまでに刻まれる所有の痕に甘い吐息が漏れて)
(何処までも可愛い恋人。
その痕を見えるところに刻んだのは周囲への牽制)