話題:会いたい。

彼と会えた。

夜行バスでやってきて、家に来てくれて。

昼間っから一緒にお酒を飲んで。

もうあっという間の時間で3時間ちょっと。

すごく短く感じたけれど。

それでも、彼に会えた。

会っちゃいけなかったかもしれないけど。

それでも会えた。

全然変わってなくて。

でも愛おしさは前よりなぜか薄れてしまって。

それでも、やっぱりね。

落ち着くんだ。

ああ、あたしの居場所はきっとここなんだ、って。

たわいもない会話。

お互い遠慮のない罵倒という名のコミュニケーション。

全部心地良くて。

あたし達にはもう隠し事なんか必要なくて。

くっつくことも離れることももうないから。

きっとあたし達の距離感はこれから変わることはない。

あたしはそれでも好きかもしれないけれど。

離れられないのかなって思ってしまった。

忘れさせてくれないんだね。

あたしのこと友達と言うけれど。

あたしもそれを受け入れるけれど。

悲しくはならなくなったけど。

それでもあたし、あなたのそばにいたい。

さっき会ったのにもう会いたいよ。

やっぱり好きだよ。

好きにならないように気をつけているけれど。

あなたの幸せを願ってる。

邪魔はしない。

でも、あなたの中にまだあたしがいることを喜んでもいいでしょうか。