大学図書館に行ってきました

ちょっとした自習をしに行くことは
よくあったのだけど
本を探したり借りたりしたことは
実は殆どなかったのです…

なにせ広い、薄暗い、古い(本が)
キレイな本に慣れきったわたしは
ちょっと躊躇ってしまうような
古さ(汚さともいう)の本ばかりで
なかなか手を出さずにいたのですが
必要に迫られて(課題があった)
おそるおそる手にとり(虫いそう…)捜索

まあ、びくついてたのもはじめだけで
表紙こそボロボロだけども
中身はまあ、キレイ(…?)でした

あちこち物色するうちに楽しくなり
手当たり次第引っ張りだしては
パラパラ見て遊んでました

いつのものだかわからない古い書き込みや
アンダーライン、折り後なんかを見ると
その本を今までに読んで、勉強した
先輩がいたのだと思えて勇気づけられるような
気がして楽しくなりました
(いや、図書館の本に書き込みするのは
いけないことだけどね…でも落書きとは
ちょっと違うし、気持ちの問題で…)

大丈夫だと思えば古かろうと汚かろうと
たいして気にならなくなるもんですね
手は洗えばいいしね…

そうするうちになんだか懐かしくなりました
わたしが通った小学校の図書室も
ひどく古くて、薄暗くて埃っぽくて
本もすーごくボロボロだったんですね
そのときもはじめは触るのも嫌で
埃っぽいからあんまり行きたくもなかった
でも、本がすきで、他に本を読めるところも
思い当たらなかったから通って、
そのうちに図書室が大好きになってました

薄暗くて埃っぽい人気のない図書室で
フランケンシュタインとか
ジキル博士とハイド氏とか
ドラキュラなんかのホラーを読んだり
シャーロック・ホームズシリーズや
アガサクリスティの推理小説を読んだり
(今は日本の小説ばかりだけど
小さい頃は外国の特に英国のものが好きだった)
不気味で、怖いのにおもしろくて

そういう思い出や、あのドキドキした
幼い感覚をうっすら思い出して
すごく胸がきゅ〜っとなりました

やっぱり図書館すきだなあ〜
これからはまた、図書館通いかな…

小学校でも中学校でも高校でも
なんだかんだ文句(古いとか汚いとか
本が少ないとか)言いながらも
せっせと図書館通いしてた私です…


そうして二時間ほど一区画物色して
お目当ての言語学の本を4冊ほど借りました〜