もう2週間も前だけど
短答の2011第一回があったねー。
今回の問題は前回より簡単だったらしい?
周りの友達に訊いても
みんなちゃんと7割越えだったので、一安心(`-`*)
ただ簡単だったから
ボーダーあがるんじゃ?とか不安そうな人が多かったけど
いきなり75とかにはならないでしょー。
僕が受けた2010年第U回もそんな噂があったけど
結局は71%だったしね。今回もどうせそのくらいになるのがオチかなって。
もう短答なんて遠い昔の話に聞こえるようになった
会計士試験から卒業した身だけど
いち受験生だった記録として
色々感想をまとめておこうと思う。
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<友達が目指してたら引き留めるべき>
まず、会計士試験なんて受けるもんじゃない。
現状で最終合格率10%未満。
さらに合格後も就職率は4割程度。
ついでに初任給も下がってる。
そんな資格のどこに魅力を感じるのか?
僕が目指した理由は別に会計が好きとか高尚な理由じゃなく
単に一生食べるに困らない腕と肩書きが欲しかったから目指しただけ。
そんな理由なら絶対別の方法を探したほうが良い。
僕が今、現状を見たら絶対そうする。
<勇気のある撤退>
今現在、すでに勉強を始めてる人。
あるいは何年目かの人。
短答2回受けて駄目だったら諦めた方が良い。
あるいは答練や模試で1度も名前のらないなら諦めた方が良い。
そもそも勉強に向いてないと思う。
会計士試験の学力なんて限界があると思う。
短答答練4回も受けて一度も7割超えない人が
本番で7割超えると信じて受ける根拠はどこにあるんだろう?
そういう人は、専門学校の先生や友人の励ましに惑わされないで
見切りをつけて早くやめた方が良いと思う。
成績伸びない人って
@、そもそも長時間集中して勉強することが出来ない体質
A、1日12時間勉強してるのに会計に向いてない体質
の二つに分かれると思う。
大抵の成績伸びない人は@。
廊下で30分以上立ち話する人、講義中寝てる人、昼から自習室に来る人ね。
会計士受験生でTV見る時間って・・・あるわけないよね・・・?
@の人は専門学校の良いお客さんだってことに早く気付いて…。
Aのタイプの人はあんまり居ないだろうけど、
きっと他に何か自分に合った学問や仕事があるからそれを探すべき。
会計の基礎は学んでおいて損はないから、良い勉強だったと割り切るべき。
<天才が居る>
これは本当にそう思った。
世の中には1日3-4時間の勉強で受かってしまう人。
答練10回のうち、全部満点とれちゃう人。
1度聞いただけで他人に明確に説明できるほど理解出来る人。
そんな人が居る。
上位2-3%はこういう人が占めてるんだろうと思う。
友人いわく、司法試験にも同じような天才がいるらしい。どこにでもいるんだなー。
僕を含め普通人は残りの枠を争うのみ。尊敬してしまう。
<奇人が居る>
自習室でいきなりマクドナルド食べ始める人とか。
いきなりトイレで唸りだす人とか。
いるんだ・・・・。いるんだよ・・・・。
<人生のがけっぷち>
在学中の人はいいけど。
大学卒業後、あるいは退職後の人は
受からなかったら2年あまりの空白期間ができる。
受からなかったら何も意味ない時間。
新卒っていうカードも残ってないし。どこに就職するんだろ。
ましてや就職難の今に。本当にどこへ。
20〜の人生の大事な時期を、自習室に捨ててきた・・・。
それはもしかすると、自分の人生のすべてだったかもしれない・・・。
以上、思い返してみても二度と受けたくない試験だった。
いまなら絶対公務員を目指す。もう本当に嫌だ・・・