話題:今日の晩御飯

神田家の晩飯は肉じゃが

豚肉を使った東日本風と言っておくか

肉じゃがと言えば『おふくろの味』を想像する人が周りには多いね

けれども神田はオカンに肉じゃがを作ってもらったことはない

日本に来るまでは、とにかく焼いた料理が多かった

フライパンをいっつも洗わされてたから、フライパン料理が多かったのだろう

まあ北米は大雑把な料理が主流だし、主食はパンだから、そのパンに合う料理となると、味つけに繊細さを要するようなものは作らないわな

日本に来てからはオカンは台所には立たなくなった

グランマ(オカンのママ)が最初のうちは作ってくれてたけど、そのうち子供達だけで作るようになった

グランマが、「これからの男は料理が出来ないと駄目よ」って言うもんだから、それから色んな料理に挑戦せざるを得なくなったんだよね

で、肉じゃがは作り方をグランマに教えてもらったんだけど、神田の肉じゃがはグランマのそれとは違う

神田作の方が味が柔らかいように思う

それは顆粒ダシと鰹節からダシを取るのの違いかと

鰹節問屋の息子と同級生だったのが大きいな

彼がいなかったら、俺も顆粒ダシ派になっていたと思う

顆粒ダシでも美味しく出来るけど、若干塩分が多いから、そこは気をつけないと

したがって、ウチの肉じゃがはおふくろの味ではなく、神田家長男の味ってことで

誰かに伝授しないと一代で終わってしまうな・・・

(^o^;)