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華雫


傾き罪に舞った華雫
夜に憐れ 邪れあい懐かしく泡はただと消え
華は漂うみなもに凛と墜ち
静に静に滑り歩く
誘う事もなく遊ぶ事もなく
ふと風が舞い散ると
紅い杯は意とも簡単に傾いた

雫は舞うように
慕うよう
華のように開く華片に露として滴る傷



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