その人が突然モラル・ハラスメントの加害者として振る舞った事例、周囲には感銘がもたらされ、時にはハラスメントの否認さえなされる。

被害者が独り立ちしようとすると、中傷や罵倒などの精神的な暴力を振るい始める。

だが、モラル・ハラスメントのメカニズムが性能しているかぎり、加害者の心には安寧がもたらされるので、被害者以外の人には「感じのいい人」として振る舞うことが可能な。

故に、トラブル者は自分のほうが悪いのではないかと逡巡し、暴力行為自体は相手が悪いが、きっかけは自身にあると思考してしまう。


岡山 モラハラ