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マゾヒストは忠誠なんか誓わない

本当は気付いてたよ
強気なふりだってこと
知ってたよ
本当に求めていたもの

「逃げられないんだ」
力なく笑う姿は
還らないあの頃と同じ

庇う背中は遠くなって
その手を染め続ける
満たされることはないと
気付いているはずなのに

連帯と罪と忠誠
あなたを連れ去って行った
好奇と欲望と狂喜
ただひたすらにその手を染めて

愛じゃ世界は変えられない
だけど
大切な人ひとり
救えなくてどうするの

あなたが正真正銘のサディストなら
この祭を嘲ってくれるよね
愛なんて茶番だと
終止符を打ってくれるよね

きっともう時間はないの
牙も持たない兎に勝ち目はないから

叱って 焦って 罵って
馬鹿だと呆れて
最後くらい私だけを見て

だってパートナーは
最高のマゾヒストじゃないとつりあわないでしょ?

朱に染まれば
あなたはきっとまた触れてくれる
何も知らなかった
あの頃と同じように

残虐性じゃなくて独占欲なら
きっとふたりで分け合ったのにね

偽りでも真実でもない
愛がほしくて

ただもう一度
触れてほしくて

呪縛を解き放つ
私ができるただひとつの方法、だから
染まる色はあなたと同じ

終止符は永遠に変わるから
現世一瞬だけでいいの


愛して…

その手は愛を囁かない

喫煙者の常識は
嫌煙家にはわからない

ねぇ、常識ってなに?


他者を排除する成れの果て
否定でしか自己を正当化できない
腐敗した自分ルール

あぁ、
またいつもの短気デスカ

信じること以上に疑うことを知り
身につけたのは銭と汚れ

命が惜しいかそうですか
僕の自分ルールに従って
程よい罰だと捉えるよ

ほら、君は僕に触れられない

薄場ですれ違っていく人々
煩悩を探して立ち続ける
社会的規範 掻い潜る規則
保安されない被害件数
口先だけの愛の言葉
法の狭間で自分ルール

もう何も救われない

生産し続ける
成長と言う名の汚れ
あるのは嘆き泣く場所、だけ
その手は愛を囁かない
ひとりぼっち押しころす、だけ
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