ずっとね、昔の自分を見ている気がしたの。
好きというよりは、もちろん好きなんだけど、、、放っておけなくて、ひとつひとつの言動が、とても気になった。
相手に聞く耳をもたないすがたも、なんだか可哀想で、それでいて、痛々しかった。
体はこんなにあったかいのに、どうしてこんなに心が冷えてるんだろうって、そう思ってた。
一緒にいたいからそばにいるし、隣にいると、触れていると、安心した。
その逆で、触れていないと怖かった。すぐにどこかへ飛んでいってしまいそうで、しかもどの方向に飛んでいくのかも、わからなくて。
私はいつも満たされなかった。
愛されたくて、愛されたくて、体も心も、愛情でいっぱいにされたかった。その分私も精一杯愛したかったし、愛情で包んであげたかった。
笑われてしまうかもしれないけど、そんな二人がずっと一緒に時を刻めたら、どんなに素敵なことだろうって、そう思ってた。
いつから歯車が狂ってしまったのかな。私があの日、あなたの言動を拒否したからかな。
全部を包んであげたかったのに、私がヤキモチっていうしょうもないエゴで、あなたの言葉を遮ったからかな?
時は戻せない、それはずっと私が痛いほどわかっていたことなのに、自分の言った言葉に、後悔したよ。
ごめんね。うまく、あなたを大事だと、伝えられなくて。
想い合ってたふたりにもう一度なれたなら、もうあなたを傷つけたりしたくない。
あなたがいるだけで、幸せだって、そう叫びたいな。