うん、暇ですね〜。という訳で、暇潰しにでも、文庫版「ジョジョの奇妙な冒険」のレビューでもしようかなと。もう発売から数年経ってるし、ネタバレもクソもないよね?
ではパート5「黄金の風」(文庫30巻〜)から。このパートから集め始めたので順番バラバラですが気にしない
最強の悪DIO(ディオ)の息子でありながらジョースター家の正義の血を受け継いだ(ここら辺の説明はまた機会があれば…)主人公ジョルノ・ジョバーナ(本名・汐華初流乃)が、ギャングスターに憧れ、やがて仲間になるギャングの一人ブチャラティと出会い、ギャング組織の幹部ポルポから組織に入る試験を受けるまでがこの巻の流れ。
登場スタンド
ゴールドエクスペリエンス(ジョルノ)
スティッキィフィンガーズ(ブチャラティ)
ブラックサバス(ポルポ)
一応説明しとかないといけないのはジョルノとブチャラティのスタンド能力ですね。
ブチャラティのスティッキィフィンガーズは「殴ったものにジッパーをつける能力」。初めて見る人にとったら何のこっちゃな能力ですが、こういう何の役に立つか分からない能力を上手く使っていくのがジョジョの世界観なんです。
そしてジョルノのゴールドエクスペリエンスは「生命を与える能力」そこらにある物質を動植物に変化させることが出来ます。一応この巻ではこれの他に「変化させた物質に攻撃するとそのパワーは攻撃者に跳ね返る・人間を殴るとその生命エネルギーが相手に流れ、過剰なエネルギーが感覚を暴走させる」という能力もありましたが、これ以降はまるで最初からなかったことにされたかのように、そういった攻撃描写はなくなります。たまにあるこういう矛盾もジョジョクオリティーかなw
一介のチンピラだったジョルノとギャングのブチャラティが出会い、自分たちの住む街に蔓延る麻薬の元凶が自分のボスだと気付いたブチャラティはジョルノに諭され、彼らはボス打倒に密かに立ち上がります。
誰も見たことのないボスの正体を暴く旅の始まり
続く。
マンガは昔から大好物でして、いろいろ集めて読み漁ってます。
そんな中で、最近無性に読みたくなって買ったのが…
「ジョジョの奇妙な冒険」文庫本です。
いや、元々はそんなに好きな部類ではなかった本作品。でもこれってあんまり読んでなくても、いろいろ印象が強くて記憶の隅に妙に残ってたんですよね。スタンドとかジョジョ立ちとかw
で、本屋でこの文庫本を見つけて、何の因果か買ってしまった。
昔はまだ子供だったせいか、単純なバトルものじゃない雰囲気に距離を置いてましたが…この歳になって読むと…
これは凄いマンガだと分かった。素晴らしいまでの戦略的バトルマンガ
今でこそ様々なジャンルが浸透してるが、これはやはり当時でも珍しい部類のマンガじゃなかろうかと。
ジョジョには多数シリーズがありますが、「ジョースター家」「DIO」「スタンド」などの単語をある程度知っていれば、どのシリーズから読んでも楽しめるのもいいところですね。
これからますます楽しめそうです。