副題:hさんとかぼちゃ号の旅*そして里帰り。
会社の先輩たちと直島へ日帰り旅行してきました!
一緒に行ったのは、憧れの先輩mさんと同い年だけど入社7年目の先輩hさん。
去年の秋に滋賀まで紅葉を見に行ったメンバーでの旅行 第二弾☆
作戦会議の飲み会がみんな眠くてぐだってて、テキトーに決めちゃったけど、なんとか直島到着!
宇野港までバスで行って、それから船で直島まで。
車内では、mさんとくだらない写真とくだらない話ばっかしてて楽しかったー♪
彼女さんの話題にはしゅん…ってなっちゃったけど。
直島に到着後、まずはランチ☆
カフェ『ダイナー』にてケイジャンチキンランチ。香川に来てうどん食べないのもいかがなものか…と思ったけど、これはこれでおいしい*
『ダイナー』の隣には大竹伸朗作品の『I love 湯』があります。
大竹伸朗作品は前衛アートがさっぱりな私には謎な作品。
同じく草間彌生作品も謎。
有名な赤かぼちゃは作品ではなく私たちにとっては遊具と化しておりました。(もちろん登ったりはしておりません)
『宮浦ギャラリー六区』では、企画展のThe Scene−宮本隆司×オラファー・エリアソン−を鑑賞。
理系男子mさんになんとなくしくみを説明してもらってもハテナでした。
宮浦地区から本村地区までバスで移動。本村地区には、家プロジェクトがあります。
家プロジェクト以外の普通の家々にも人形とか置いてあって、面白い。
3体のわんこの人形が私らっぽいってなって、わん゛!わん!きゃん!みたいに遊んでみた。
2人に女の子ぶるなって言われたけど。
まず、おねだりしていた千住博作品『石橋』へ。
千住作品の中では一番好きな滝シリーズ。
シンプルなんですけど、どこか惹かれる。素敵です*
ここにあるのは『ザ・フォールズ』ですが、一番好きなのは『Blue Falls』かな。
『石橋』で最初に見えるのは緑の『ザ・フォールズ』。
小さな絵ですが、この緑は『石橋』の庭の芝生の色だそう。
建物の構造上、庭の隣に置かれているのですが、それも意味があるのかも。
『空の庭』はさりげなさ過ぎて、誰も見ていないという悲しさ…笑
日本人にとって、それだけふすまって日常の風景なんでしょうね。
そして『ザ・フォールズ』。蔵のような中に展示されています。
千住作品は展示方法までこだわっていてとても深い。
夕方になるとまた見え方が違うらしい。もう一度行ってみたいな。
水飛沫がこちらまで流れてきそうなあの感じ。滝を模倣しているのではなく、滝を作り出す感じです。
素人目線なので私の感想はお気になさらず、ぜひ鑑賞してみてください。
『石橋』は、山と土と水と木々と、そして人をすべて巻き込んだ一つの作品だなんだろうな。
須田悦弘作品『碁会所』。対比される部屋なんですけど、何もないように見える部屋にも実は須田作品が隠れています。
須田作品はさりげなさが素敵。
本物の椿と本物の竹。作られた椿と作られた竹。真実と虚実、有と無。碁会所というコミュニティの場に作られたのは人の姿なのでしょうか。
須田作品は緻密で巧妙。今回の旅行で好きになりました。
途中、ソフトクリームをかけたじゃんけん大会!!
hさんゴチになります笑
『護王神社』…に行く前に、『ANDO MUSEUM』を発見。せっかくなので入ってみました。
建物に入る前に、△のコーンみたいなのがあります。先輩たちと顔出せるんちゃう?みたいなバカなこと言ってましたが、明かりとりだったんですね。
安藤建築はコンクリートの打ちっぱなしなイメージ。建物的にはスタイリッシュで、打ちっぱなしによくある中が暗いデメリットもあまりない、打ちっぱなしのシックさを活かした建物なんですよね。
あと、土地や空間を活かす建築。『ANDO MUSEUM』はファサードは古民家なんですが、中はコンクリートと板張り、地面からちょこっと立つ明かりとりで地下への光を確保する。まさに安藤建築。
地下は目の錯覚なのか奥に立つmさんが小さく見えました。もともと小さいけど笑
地下の壁が斜めになっている分、反射して明るくなるんですね。
安藤建築で慣れ親しんでいるのはフォワイエビルですね。あそこのケーキ屋さんがお気に入りで、幼いころよく行ってました。もう取り壊されたみたいですけど…。小さいころから建築関係の両親に打ちっぱなしがどうのこうのと安藤建築を叩き込まれてた笑
寄り道したけど『護王神社』。行くまでが大変。
硝子の階段がきらきらしててとてもきれい。氷みたいに見えて、この時期や夏はますますきれいに見えますよ、きっと。
実はこの階段、地下からつながっているものなんです。
地下には、レンタルの懐中電灯を持ってモルタルの入り口から入る。モルタルの入り口っていうのがまたなんとも…笑
先輩と先輩の間で挟まれながらなので、前も後ろも見えない…。
でも安心感はありましたけど笑
上からの光がさして、ガラスの階段がきらきら。
まさに天への階段って感じでした。
帰りも入り口からの光がまぶしくって。出たとたんに目に飛び込んでくるのは目の前の瀬戸内海の水平線。とてもきれいでした。
出る前に、mさんに通せんぼ+押されてなかなか出れなかった笑
大竹伸朗作品の『はいしゃ』
大竹作品はほんま謎…笑
誰か解説お願い!
そこからバスでベネッセハウスミュージアムへ。
外人さん、たくさん乗ってきてビックリ!!
日本人よりも外人さんに人気があるのか、外人さんすごく多かったです。
確かに、安藤忠雄は海外ですごく評価も尊敬も受けてるし、千住もNYに活動拠点を置いてるし、日本よりも世界って芸術に対しての目が肥えてるね。
ベネッセハウスミュージアムは、むむむ…でした笑
でも、大きな石に3人でごろーんってなってるときに、なんか青春ぽいとちょっと嬉しくなっちゃいました♪
かくかく言ってる人形には、3人でかくかく言ってみた笑
ベネッセハウスミュージアムから歩いて、黄色いかぼちゃへ。
3人そろって変なポーズで写真を撮り、hさんに駄目だしされる><
最後は、農協後で買っておいた家プロジェクトのトートバックをかけたじゃんけん大会第二弾☆
3つで計6000円の大博打です!!
またもやhさん、ありがとうございました笑
生まれ育った香川に里帰りしたっていう感覚はなかったけど、帰るときは常に原点回帰を意識してるんですが今回はどうだろう。
何か糧になればいいなと思います。