有紀「はいっ、という事で姫羅が俺らの何倍もむしろ超絶虫がダメになった理由を聞いてみましょー」
蓮華「では姫羅さんお願いします」
姫羅「………」
有紀「…おーい姫羅?無反応?へい言葉のキャッチボールしようぜ!!」
姫羅「有紀…今のボクに君の笑顔が眩しすぎるよ…」
有紀「え、なんでそんなテンション低くなってんの何があったの」
姫羅「いや…虫がダメになった原因思い出したら一瞬吐き気が…」
蓮華「姫羅…無理には聞かないからね、姫羅が話したくないなら…」
姫羅「大丈夫、話すよ……あれはまだボクが師匠と羅依に拾われたばかりの頃……」
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姫羅「おしょーさま!見て見て虫いーっぱい捕まえたーっ!」
颯海「おー、こりゃまた大量に捕まえたのう…虫籠がいっぱいじゃ」
姫羅「カブトムシもバッタもいるよ!他にもいーっぱいっ!羅依にも見せたげるんだっ!」
颯海「そうかそうか、姫羅は優しいのぉ(なでなで)」
羅依「ただいま戻りましたー…」
姫羅「あ、羅依!おかえりなさーいっ!」
颯海「なんじゃ暗い顔をしおって。今回の任務はそうハードでもなかったろう」
羅依「いやーそうなんスけど…任務先で転けて立ち上がれなくなってたばぁさん助けたらお礼にデカイ箱もらったんスけどそれの中身がまたすんごくて…」
颯海「なんじゃ、高価なものだったのか?」
羅依「そうなら良かったんスけどね…」
姫羅「羅依、それなぁに?何が入ってるの?見ていい?」
羅依「あー、別にいいけど…って、姫羅ちょい待っ…」
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姫羅「その中身……虫の佃煮とか色んな虫を使った料理各種、しかも原型留めてるやつの詰め合わせだったんだ…当時ボクが手に持ってた虫のもあった……」
有紀・蓮華「………………」
有紀「無邪気に虫と戯れていた少女になんという…神の悪戯……」
蓮華「そりゃダメになるよ…幼い子供が現在進行形で自分の手の中で生きてる虫逹とその末路交互に見たらそりゃダメになるよ」
姫羅「誰も悪くない…おばあさんも好意でそれを羅依にあげたんだろうし羅依も止めようとしてくれた…悪いのは虫籠いっぱいいっぱいに虫を捕まえそれを手に持ったまま箱を開けたボクが愚かだったんだ…パンドラの箱を開けたボクが悪いんだ……」
有紀「…ねぇちょっと、姫羅さん?姫羅さーん!帰ってきてトラウマの海から帰ってきてキャラ崩壊してるからなんかシリアスな感じになってるからぁぁぁぁぁ!!!!!」
蓮華「ごめん姫羅ごめんマジでごめんもう掘り返さないからだから帰ってきていつもの君に戻ってぇぇぇ!!!」
有紀「まさかこんなヘビーな感じになるなんて誰が予想するよ!?姫羅ごめんマジごめん!!!そうだよね幼い頃の真っ白で一切の穢れも知らないピュアハートにはキツかったよね虫と仲良しだったら余計だよね!!」
姫羅「ボク…旅してるんだし野宿もあるんだから虫のいる環境に慣れないといけないのに…カイリに迷惑かけっぱなしなんてダメだって分かってるんだ…でも体が…本能がっ…どうしても拒絶するんだ……」
蓮華「そんな重く考えなくて大丈夫だから!!私逹も協力するからだからいつもの君に戻ってお願いします!!!」
※姫羅崩壊のため強制終了
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姫羅…お前さん大丈夫か…?←
オチも何もないのは私が途中で飽きたかr(ry