Sound Episodeのお話が、ギアスのメインの話だったらほんとどんなにいいだろう。
ほのぼのとした嘘、偽りのない学園生活の中で誰もが一高校生として過ごしている。
誰が誰を殺したとか裏切ったとかが存在しないごく普通の学生生活。
ルルーシュもナナリーも囲いの中の学園生活でささやかな幸せを感じてたし、スザクも今まで経験できなかった学生という立場で友人に囲まれていて、シャーリーもリヴァルもミレイもいつもあのまま、不変の生徒会でいてくれたら…
24、25を回想してみると改めてそう思う。
誰かを憎むって感情は自分にとっても害のあるもの。
復讐は新たな復讐を呼び出すだけだし、後悔と懺悔が良心を蝕む。
過去 現在 未来。
変わらないもの、変われないもの、変わってしまったもの。
それを全て掬いとることは不可能だけど、自分の信じてきた大切なものを愛おしむことはできる。
ルルーシュにとってあの父親の存在は邪魔でいて害なすものだった、けど。
ナナリーにとって今の生活ってどうだったのかな?
それ壊してまで欲しいものなんて今さらあったのかな…
ルルのしたことを否定する気はないけどさ…
失ったものは もう取り戻せないんだよ…
あの頃の日本も
愛しい人も。
幸福な過去はただの記憶でしかない。
スザクもカレンも現在を変えるために動いてるけど、過去には戻れないんだよ
幸せな記憶って時には残酷だ。
むかしといまという深みに嵌まって身動きがとれなくなる。
彼らがもがいてさまよってたどり着く明日はどんな風に変わるのかな
自分の意志を見失わないでほしいね