話題:忘れられない人
恋愛ではなかったけれど、私には大事に思ってた人がいた。
ミーハーな私でも受け入れてくれて、仲良くしてくれて…かけがいのないブロ友だった。
2015年8月9日…
それが彼の命日。
未だに、グルグル回る。
もっと私に出来たことはあったのではないかと自分を責める。
彼の記録が残る最期のガラケー…
もうバッテリーの寿命も切れ、充電し続けなければいけない見れない携帯。
私はその携帯を未だに充電し続ける。
まだ終わってない。終わらせられない。気持ちの整理がついていない。
心が沈むと、思い出が心を占めていく。

人は皆、死に向かって歩いていく。
生きてると楽しいこともあれば、辛く苦しいこともある。
途中下車を考えることだって、1度くらいはあるだろう。
私にだって、ないわけじゃない。
だけど私はもう死に近いから…まだ生きていける。
私は死ぬために生きてるからね。

私が彼を忘れられないのは何故だろう?
私は前に進めていないのかもしれない。
彼の死があまりにも唐突で、衝撃的で、心残りが沢山あって…
こんな私と仲良くしてくれたのに、私は彼に何も恩返し出来てなくて…
もう何も出来なくて…

充電器に繋がり続ける黄色い携帯。
その中には、まだ彼がいる。
いつか充電器から携帯を外せる日は来るのだろうか?
グルグル回る心の中。
もうあの楽しかった日々は帰ってこない。