その子は明るい子なんですよね.
関町さんの後ろの席だし笑顔が可愛らしいし、こんな私にも優しい.
「関町くんの手すごーい」
「関町くんの手あったかーい」
「関町くんに興味あるからいじってるんだよー」
全て私がふて寝をしている前で起きていることです.
部活が始まる数10分間、わたしはただ時間が過ぎるのを待ちます.
2つあけて前の席で女の子と関町さん達は楽しそうに話しています.
私は相変わらずリアルじゃ話しかけられていません.
私は関町さんが好きです.
隣にいるとドキドキしてしまいます.
話し方が好きです.
笑い方や声が好きです.
まともな会話なんてあんまりしてないけれど、ちょっとした優しさに心が一々動くんです.
段々と仲良くなる2人を見るのが辛いです.
そんな資格が私にはないことを分かっています.
だから辛いんですけど.
話しかけたら空回りする.
友達のモナにはやめなよと言われましたが、私もそう思います.
自分が全然出せないなんて寂しすぎる.
学校じゃいつも1人だからこんな私が好きとかって感情もつほうが馬鹿らしい.
それでも毎日毎日関町さんとメールをするのはやめられなくて、でもそれは所詮メールでしかなくて、やっぱり言われた可愛いはただの悪ノリでしかなくて、意味がないのだ.
大切な話を受け止めてくれたのは嬉しいけどそれだけなんだ.
ポテトサラダ作ったら写メ送る約束したけど送っていいですかね?
今の私には自らメールを送る勇気がないです.
これから先、段々私と関町さんとの関係が消えてなくなればそれはそれでありかなと思うのです.
だってもうこれ以上傷つかないでしょう?
なんか
複雑.
1人で平気ならいいのに.
=私
=関町さん
=モナ(友達)
▼お花見メールの関町さん
なんか別の話題してて急に...
《○○なももりちゃん可愛い(゜ё゜)》
《眼下逝けww》
《必要ないですw
てか花見してますおっ》
《みーとぅー奇遇ですねっ
でも桜咲いてないです/(^o^)\》
《君という綺麗な花があるからいいじゃないか(`・ω・)キリッ》
《眼鏡屋逝けwww》
《どんな眼鏡をかけても君は変わらず輝いてるよ byキムタク》
《そこはby関町さんで←》
《俺が言ったらセクハラやん》
《なんでやねんw》
《関西弁違和感ありすぎw》
「ってリア充やないか!
てかもう携帯みてにやけんなっイライラするwww」
「いや、だってこれはさあ...
いやネタなんだけどこれはさあ...」
「ネタ、ネタってあんたらネタでそこまでいくとかうぜー!!」
「リアルで可愛いとか言われねーし!
リアルじゃ業務連絡しか話さねーし!」
「バーロー関町バーロー」
「むしろ可愛いって言って皮肉ってんだよ私を!」
「それはナイ。結構脈ありじゃね?」
「それはナイ。前に人間の女の子には幻滅したって言ってたし」
「バーロー!」
そうです、リアルじゃ全然です.
でもこないだメールでリアルでもちょっとずつ話そうと約束しました(´^ω^`)(げへへ
あと、結構メールを晒していますが内容は近い言葉を選んでいて全部かえてますm(_ _)m
Q.ももりから褒めてみたらどうなるの?
《関町さんみたいにかっこいい人には分かんないよバーカ》
《オレかっこよくないしw》
《いやかっこいいですよ!!》
《よし、アイドルんなるわw》
《サインくださーい》
《CD買ったらね☆》
《あけび商法やないかーい!!》
A.結局ネタ/(^o^)\
釣られたかた乙!
残念ながら、いや、いつもながら、相手はおんにゃにょこですおww
でもほらプリクラなるもので
ももりしゃんとデート
って書いてくれたんだからデートなんだよw
うはwごめんねリア充でwww
はあ...(´・ω・`)
今日は友達のモナさんとお昼をマックですませて買い物したりお花見したりしたおっ(^^ω)
さくらてりたまうまかつた!!
桜むっさ綺麗やつた!!
ついつい感動で食欲が溢れてかなり食べましたが歩きまくって消費した!!...はず(´;ω;`)
安心のしまむらで靴買ったら近所の雑貨やに4分の1の値段でスニーカー売ってて僕は...泣いた(つД`)
でも可愛いからなっ!!!
いいもーん。゜(゜´Д`゜)゜。
自分、足ちっさいので靴が足にフィットしないんですよね(´・ω・`)
面接また落ちたwwwwwwww
はあ(´・ω・`)
暗い印象を受けたと言われて若干へこんどりますが店長が色々言うてくださったことが当たり前で重たく受け止めることにしました!
やっぱり緊張したし、いつもの悪いくせ は た ら き た く な い が出てニート続行です...
しかし週3からおkなのに、週5で入ってとか時間もっととか言われてもなあ...
夫婦で経営してる喫茶店とかで働きたいです
陽気なマスター「ももりちゃ〜ん、また遅刻かい?」
「ごめんなさい><」
優しい奥さん「気をつけなね、はい、3番テーブル」
「はーい」
常連客「もしかして…彼氏ができたとか?!」
「ちょ、やめてよもー!!!」
奥さん「こーら、仕事しなさい」
マスター「HAHAHAw」
みんな「AHAHAHAw」
こんな夢見る少女でござます.
でももう18なんだよねぇ(ギャアア
16歳くらいから成長してる気がしない...身体も心も/(^o^)\
とりあえず進路決めなきゃ...
つづきだお\(^o^)/
▼昨日のコト
バカみたいにお気に入りの服きて部活の練習にいった.
もうじきある新入生歓迎演奏会にむけてキーボードで参加するわたしは楽譜を持って部室に入る.
部活が始まった.
曲を合わせた.
ずれまくりだった.
文字にするとそれだけ?て感じだけど、わたしは落ち込んだ.
関町さんにいろんなことを指摘された.
恥ずかしくなった.
ピアノの先生に協力してもらったりしたのに、原曲と合わせてなんとか聞けるレベルにしたつもりだったのに.
本当につもり、だった.
リズムが合わない.
みんなと合わない.
9年もやったコレですらやっぱり私は迷惑をかけてしまうのだと実感した.
みんなの音を聞いて、だとか、リズムに乗って、だとか、中学のとき投げ出した吹奏楽部を思い出した.
連帯責任.
これを投げ出さずに潰されずに努力することが出来たら私はもっとたくさんのことが出来ていたんだろうなあ...
ただただ恥ずかしかった.
家に帰って練習...いや、もう練習したって無理だ.
ただの足手まといだ私は.
言われたことできるか?
できない.
心でリズム刻むだけじゃダメなの?
そもそも私が刻むリズムは正確じゃない.
ピアノ叩かないで.
注意に対して私は力なく返事をした.
「ごめん、言い方きつすぎた?
ごめんね」
関町さんは謝った.
もうどうしようもなく自分のダメさに泣きたくなった.
いや、泣いた.
もちろんトイレで数秒だけ.
何も悪くないのに謝った関町さんと何もかも悪いのに何も言わない私.
気をつかった関町さんが私に普通の話題をふるけれど、私はそれを普通に返してしまったら私が反省してないと思われる気がしてまたコミュ障に返り咲いた.
1年生の女の子はギターをやる気満々らしい.
新しく入った男の子はベースをやりたがっているらしい.
私は情熱なんかなくて、そこにいていいのか分からなくなった.
私は楽器を転々として...結局なにがやりたいのかと聞かれたらただそこにいて誰かと話がしたかっただけだった.
部活辞めたら誰とも交われない.
本当に意味のない学校生活になる.
だから辞めない.
でも私は頑張れない.
辞めても辞めないでも迷惑.
ダメ人間はそもそも入らなければ良かった.
ずっと繰り返してる投げ出した責任感とかっていくつも私の中で罪悪感になる.
怖い、嫌いと好きと躁鬱とがいくつも心に散らばってただただ絶望する.
どうして頑張れないの私は.
熱がない私は熱のある人から消えなきゃいけないんだよ.
9年にしてピアノ向いてないと思い知った.
それでもいいは1人でいる時だけなんだ.
私1人いなくなったって構わないけど今出来なきゃ迷惑にしかならない.
ああ本当にダメ人間.