思えば最近、怠けていたかもしれない。
あの人に近づきたくてがむしゃらになっていた日々は、
懸命になりすぎて、時折彼のことが頭から消えてしまうことさえあった。
気を抜いたらすぐ思い出してしまうから、常に何かに向けて走り続けていた。

今苦しいのは、考える余暇ができてしまっているから、かな。
よし、また頑張ろう。
あの人の背を追うこともできて、
やるせない苦しさを持て余すことも減る。



あの人の背を追うことができるこの日々が、現実が、愛おしいです。
叶わない想いでも、それは同じなのです。
あぁ。私はきっといま、恐らくとても、観衆から見たところでいう「普通」だ。うれしいな。
普通、は、難しい。
話題:片想い