あんまり庭球庭球語るのもどうかと思うので、久しぶりに話題検索。哲学について。


なんでそんなものを話題にするかと言うとですね、NHK教育番組の「ハーバード大学 白熱教室」を見始めたからです。第1回を何となく見て、第3回を真面目に見て、すごいなあと思ったので。昨日夜遅くまで起きて第1回の再放送を見ました。勿論その後はデュラララ見ましたよ、おかげでまたまたオープニング見逃しましたが。でも目当てはエンディングだし、その後のAngel Beats!が見れるならそれでいい。だって神谷さ(しつこい



第1回は「殺人に正義はあるのか」と言う内容。暗いとか言わない。改めて見るとすごく考えさせられる内容でした。

あの教授さんなかなか面白い講義をしてくれる人です、著書読みたくなってしまいました。あれ、私うまいこと乗せられてるワ。


まず、レクチャー1「犠牲になる命を選べるか」

一人を犠牲に五人を助けるか、五人を犠牲にそれでも一人を助けるか。

路面電車云々の話を聞きながら、ああ、選べないなあと思いました。でももしそういう問題に直面したら選ばなきゃいけないんですよね。まあそんな問題に直面することなんて無いのだけれど、考えることは必要だと思う。


常識だと思うことに疑問を抱くこと。けれどそれは物事に関する考え方を変えることもある。

慣れ親しんだものが違うものに変われば、それが元に戻ることは無い。その通りだと思います。


レクチャー2「サバイバルのための殺人」で、ミニョネット号沈没後の助かった乗組員二人がかけられた裁判について、法律は二の次に彼らのしたことは道徳的に許されるのかどうか議論していたけれど、学生の意見強いなあと思いました。


生き残るためにしなければならないことをしなければならない。


どうあっても殺人は殺人だと思うけれど、違う考え方をする人もいるわけですよね。そういう他人の考え方を聞いて絆される人もいるわけだからやっぱり哲学って怖い。


長いこと食べずにいたのだから精神的に影響を受けていただろうし、それを弁護に使えたかもしれない。でも内心では正しくないと思っているからそれを弁護に使うわけで。

しなければならないことをしなければならないとしても、人間が他の人間の運命を決めたり、他の人間の命を奪うことは許されない。


外国の学生さんの意見ってやっぱり凄い。自分の意見をああやって言う辺りが。大学生では無いので日本の大学の講義がどういうものか知らないけれど、きっとあんな感じじゃないと思います。さすがはハーバード。

さて、それではこの辺で。