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EUでは…

話題としては少し遅いですが、先日
「農林水産省は26日、欧州連合(EU)が東京電力福島第1原発事故後に実施している日本産食品の輸入規制のうち、福島県産の野菜や牛肉などが緩和されることになったと発表した。」
という事が記事になっていました。

https://www.minpo.jp/globalnews/detail/2015112601001444

今まで、放射能の危険性から対象品目に対して行われていた放射性物質の検査証明書の添付の義務付けを、柿や米などを一部の品以外を対象から除外、規制緩和するのだそうです。
元々EUへの輸出量はそんなに多くは無かったと聞きますが、EUという「世界」が検査結果を見て福島が安全になってきていると判断してくれたことがとても嬉しいです。
福島で農作業を頑張っている方達の励みになると思います。

そういえば、以前聞いたのですが、EUではフグや鰹節の輸入が規制されているのだそうです。
特に鰹節はカツオの切り身をいぶす過程でする焦げが、発がん性物質「ベンゾピレン」を含むからだそうで、EU諸国の日本料理レストランでは鰹節が使用できないのだとか。
ミラノで行われた博覧会では特例として許可され、フランスで鰹節工場を作る計画もあるらしいです。
ベンゾピレンは焦げとかに多く含まれるので、焼き魚とか焼肉とかにだって含まれています。
でも日本人のガンの発生率も胃ガンを除いて世界平均で見ると低めと聞いています。
古くは室町時代から日本の料理に欠かす事の出来ない鰹節が「発ガン性物質だから食べるのを止めよう」なんていう人はいないでしょう。

食べ物に対する規制というのは国の意識とかにもよるので本当に難しいと思うのですが、それぞれが、それぞれの判断で食に対する安全性を考え、決定すればいいと思います。
なお、福島県でガンの死亡患者が多いという明確なデータは今年までのデータではありません。
どっかの武田氏や、どっかの放射脳の皆さんは5年を過ぎる頃にははっきりすると言ってましたがね。
死者を全て放射能のせいにする人たちには正直笑えます。

もうすぐ震災&原発事故から5年。
武田氏はどういう顔で何を言うのか、ちょっと楽しみでさえありますけど。


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