FILM GOLD



ONE PIECE FILM GOLD 感想
(ネタバレしかないので注意して下さいね)









ひとことで言うと最高に面白かったです…!

久しぶりにONE PIECEでこんなに興奮したな、ってくらい興奮しました!
最近のワンピはかなり長い時間をかけて敵と対峙するじゃないですか。でも映画は2時間弱の限られた時間で敵と出会い戦うわけです。今回の映画は麦わらの一味の戦闘隊長であるゾロが真っ先に敵に捕まり、敵の言う条件をクリアできなければ公開処刑されてしまうという前代未聞の展開で…!ゾロを助ける為に奮闘する一味って珍しいパターンの中で、ナミを中心にして試行錯誤しながら敵の懐に潜り込む訳です。騙し騙されまた騙し、って感じで何処まで本当なのか何が嘘なのが味方は誰なのかヒヤヒヤものでした。

作中私の大好きなサボお兄ちゃんが出てきまして…。天竜人とCPと海軍と革命軍、今までだったら映画に絡んでこなかった組織も絡んでましたね。ルッチってあんなにかっこよかったっけ…。ルフィに一目置いているような様子も良かったです。

ONE PIECEは映画になると途端にナミのヒロイン性が発揮されるんですが、今回のナミのヒロインっぷりも最高でした!ゾロ←ナミ←ルフィってそれぞれを想っているような描写も個人的にはムフフでしたヽ( ゚ 3゚)ノ三角関係ばっちこい!
しかしゾロさんイケメン過ぎだよあんた…。一味の危機をいち早く察知して自分だけ捕らわれるゾロ…。でも、危機を脱して仲間の命を天秤にかけられていない状態のゾロはまあ〜強い。後ろに気にするものがないゾロはまあ〜〜強い!刀技はシビれますね!!
あとね!サンジくん!ナイトっぷりが素敵!!いつでもレディファーストなサンジくん!今回はナミよりもロビンのそばにいることの方が多かった気がします。あんだけ愛されたらコロッといきそうです。女性を危機にさらすなど言語道断!とばかりに敵を滅多打ちにするサンジくんマジで素敵です…。

敵大将のテゾーロは、久々に絶望感を与えてくれる敵でした。ONE PIECE連載開始当初から原作を追っている私としては、初めてアーロンが出てきた時の絶望感に似てました。あと、クロコダイルが出てきた時の感じ。どうしようもなく非情で、ルフィの真っ直ぐな瞳に揺らがない冷徹さ。頭がキレて、ルフィの純粋さに当てられない敵というのは心の底から冷えるような怖さがありますよね。そんなテゾーロには、天竜人によって愛する人と離れ離れにされ、自らも奴隷として扱われた悲しい過去がありました。入浴シーンで背中に星型のタトゥーがあるのを見たときにもしかして…?と思ったのですが、案の定奴隷の刻印を消すためのタトゥーでしたね。ルフィの純粋な信じる気持ちを受け入れられないテゾーロも、最後は愛した人から向けられた笑顔と感謝の気持ちを思い出し、一瞬躊躇ったところをルフィに叩かれ敗北となります。経験から誰も信じられなくなり、最後はひとりになってしまうテゾーロは何となく悲しい人でした。若い頃のテゾーロ超イケメンでしたぜ。CV櫻井孝宏とか聞いてない。

あと、もう一人のゲストキャラのカリーナ!超可愛かった〜〜!ナミを泥棒猫と呼んで、ナミからは女狐と呼ばれるカリーナ。イーストブルーにいたころの同業者ということでしたが、かなり可愛いキャラクターでしたよ( ˘ω˘ )ONE PIECEは可愛い女の子多くて嬉しいです☆

とにかく面白い映画でした!
もう一回観たいです!!


(2016/7/24 Sun23:54)








-エムブロ-