父の夢を見た


私に小さな薬の箱を見せて


「こんなのがあったけど誰のか知らないか?」


もしかしたら妻のかも知れず


「俺が預かっとくよ、調べとく」


「そうか、では頼む」


父はそう言って仕事に出かける準備を始めた


薬を確かめているうちに父は居なくなったが、いつの間に弱々しく年老いた父


私は心配になった


よろよろしてたのにあれで運転なんて危ないじゃないか


いつ事故ってもおかしくないぞ


ってか仕事、無理だろ





これ


夢か


そうか


良かった


事故の心配が無いからね


もう三回忌も終わってるし


それにしても


夢の中の父


髪もまだ黒くて


歩けてたね


どんだけ働く(笑)


懐かしい、、