「あ、しまったぁ。朝の薬、飲ませ忘れたよ〜(泣)」
テーブルに「朝食後」と書かれた袋が残っている父の薬を発見
「どーしよう。もう食後の時間もとっくに過ぎてるし(泣)」
私がオドオドしていると
「忘れたものはしょうがないんじゃない?」と妻
「大丈夫かな?(泣)」
「朝の薬は大事だから、飲ませなきゃ。今日のところは昼に飲ませて。んで昼の薬を夕食後、夕食後の薬を寝る前に飲ませればいいのよ」
「そ、そうかっ、ありがとうっ!」女房かっけー(泣)
ギプスカッターで皮膚を切られた経験を持つ私
今、ギプス生活の長男も
あの、電動ノコギリのようなギプスカッターで
私と同じ恐怖を味わう事になるのだと可哀想に思っていたら
何と今は
シート状の柔らかいマットに足を乗せ
シートで足を包み込むように丸め
それを包帯でぐるぐる巻いて終わり
つまり包帯を取れば
まるで竹を割った所にただ足を乗せただけのような
あの、恐怖におののく
ギプスカッター出番なし
しかも包帯は毎日交換
湿布も貼れて
足に負担をかけないようにすれば
入浴が可能
ビニール袋やラップで包んだりする必要も無し
一ヶ月ぶりに皮膚を洗って
アカがボロボロも無し
なんだかちっとも
可哀想なトコ、無いじゃん
「今日は満月だよ。見てごらん」
東の山から大きな月の出
見事だ
「あら、そうなの?。大変。お財布、振らなきゃ」
えっ?
妻によると、満月に向かって財布を振ると金運を呼び込むらしい
あ、いや、月が綺麗だねって
「財布の中は空にして、布できれいに拭いてからよっ」あ、そーですか