台風前にガムテープを貼った我が家の二階の廊下の窓だが、今年だけでなく、実はずーっと前に剥がした跡も残っている
ちょっと時間もあるし、今日は綺麗に剥がして妻に喜んでもらおーっと
せっせ、せっせ、
頑張ること小一時間
綺麗になった(やったー)
そこへ長男
「お父さん、何やってるの?」
「ほら、これ、窓ガラス、ピッカピカだろ?」
「あ、そうなの?、全然気付かなかった」
「えーっ!こんなに綺麗にしたのに?。今日はお母さんが帰ってきたら喜んでもらおうって頑張ったんだよ」
「そーなんだ。ごめん、僕全然分からないよ。お母さんも分からないんじゃないかな、あ、これは僕の意見だけどね」
「お母さんだったら間違いなく、直ぐに見つけて喜んでくれるさ。よし、夜だけどカーテン開けて分かりやすくしとくか(笑)」
私と長男が部屋の中で妻の帰りを待つと、しばらくして階段を昇って来る足音
トントントントン、、
「ふっふっふ、、きっとびっくりして喜ぶぞぉ、、」
トントントントン、、
シャーッ、シャーッ、(カーテンを閉める音)
「ただいま。遅くなったわ、え?、どうかした?」
「くっくっく、ほらね(笑)」
僕の言った通りだろ?、と、私に笑みを見せる長男なのだった
「何よ、、変なの、」