『はぁ…どないしよ…』
友「マネージャーの件、悩んでる?」
『うん…やってほんまに困ってるみたいやし、でも私マネージャー業できる気せぇへんし』
友「大丈夫やって!謙也先輩、教えたるって言ってたやん!」
『…あの人、謙也先輩って言うんだ』
友「謙也先輩のことも知らんかったんや、ほんまに興味ないねんなぁ」
『そういえば友香里ちゃんは謙也先輩とどういう関係なん?あ、もしかして…』
友「彼氏ちゃうで!謙也先輩はクーちゃんの友達やねん」
『だから仲いいんだ』
友「部活も同じやし、毎週のように家上がり込んでくるねんよなぁ謙也先輩」
『…ん?てことは、友香里ちゃんのお兄ちゃんもテニス部?』
友「そやで、言わんかったっけ?」
『初耳!…なんかテニス部が人気な理由がわかった気がするよ』
友「で、どないする?部活見学するんやったらクーちゃんに言うけど」
『うーん…とりあえず1日考えてみる』





考えてみる、うん。
友香里ちゃん自身はマネージャーになる気なんてさらさら無いけど、テニス部がマネージャー欲しがってることは知ってるので信頼できる主人公にマネージャーを勧めてる。
主人公はノーが言えない典型的日本人だから前向きに検討しつつ、どう断ろうか悩んでる。
そんな感じ。