どうしようもない時
人は涙を流す
パソコンが壊れました の 話
いや何回目?大学に入ってから買ったのだけどこれで3回目なんですよ?もうすぐ卒業なんですけど?壊れすぎじゃあないですかね?
2回目の修理の時、これから大切にしようと思って今まで以上に優しく接してきたのに、いきなり壊れちまうんだから本当にお前は恩知らずだな、しばきたい(方言かもしれないが、殴りたいなど暴力的な表現に用いる言葉です)
しばきたい(もう一回言いたくなった)
壊れてもやらないといけないことがあって、起動はまぁするんだけど、五分程度で強制的に電源が落ちるのさ、こいつぁすげぇや。
だからその前にシャットダウンを毎回毎回してるんだけど、そろそろ頭がおかしくなりそうさ、こいつぁすげぇや。
本気でしばきたい(心からの叫び)
ただただ無力で訳も分からず泣きながら寝ます。おやすみ。
機械なんて大嫌いだ!今度会ったらしばいてやる!(太陽に向かって走っている僕なのであった)
そういえば、可愛いコート買った。
その日の晩にパソコンが壊れた。
五分五分、お後がよろしくない!!!
もう大学に行く機会はだいぶ減ってしまったけど、たまに行ったら偶然友人に出会って一時間立ち話できることが嬉しい。
立ち話してたら違う友人も偶然通りかかって、一人が二人に、二人が三人にどんどん増えていくことが嬉しい。
せっかくだからとそのまま晩御飯を一人暮らししてる友人の家で食べられることが嬉しい。
突飛おしもない、ぼくでは想像もできないことを言い出す友人たちがなんとも愛おしい。
こんな素敵な友人と出会えたことが嬉しくて、本当にこの場所に来てよかったなんてようやく思えてしまうんだなぁ。ちょっと照れ臭い。
きっとどれだけ時間が経っても、会ったら一瞬で大学生の頃の自分たちに戻れるんだろう。ぼくたちは小さな小さな魔法使いだったんだな。
なりたいものが増えていけばいくほど自分がそこに近づいていく気がする。
物事に触れた時、ほっとしたり優しい気持ちになれる人になりたい。
その時その時の自分の髪色を好きになりたい。
雨の日も雪の日も穏やかな気持ちでいたい。
たまには歌ってたまには描いてたまいには踊ってたまには走り出したい。
大人になりそこねた大人をそっと包み込むように接したい。
魅力的な人になるにはどうすればいいのか、中身の濃い人間になるためにはと考えてやまない今日この頃。
雨でも穏やかなとかいいながら今日まさにこんな天気の中飲み会行くのやだな〜と思っている自分がいることをここに自供します。