今日のオレがあるのは…

若い頃は、とにかく入れて動かして出せればよかった…

でも歳がいってくると、心も抱きたい…って思うようになった

今は？
…ん〜ホントは心も抱きたいんだけどね
ここんとこ、身体しか抱いてないや

婚外恋愛…
たとえ不倫であっても、これまで身体も心も"恋愛"してきた

先日、彼女と別れた…
お互い気持ちはあっても、先を考えると…

しっかり支えられなかったオレがいけなかった…んだな…


もうね恋愛はしないよ
ただのセフレでいい…

事情があって、彼女とは当分会えない凹

メールや掲示板では話せるけど

この間、辛いのは彼女の方
文字や電話でしか応援できないけど、頑張らなきゃ

下半身は…我慢…しなきゃだね

二次会でもオレもNも結構飲んだ。
相変わらず身振り手振りでワイワイ話していたNが、急におとなしくなった
見るとちょっと具合が悪いようだった。
「大丈夫か?」
「…ん…気持ち悪い…」
「トイレ行く?」
「ん…ちょっと外行ってくる」
立ちあがったNは、フラフラしながら店の外に。。。
Oが、
「Zさん、Nをお願いしていい?」
「あ、うん　ちょっと見てくる」
12月末の外は、風が冷たく酔いもすぐ醒めそうだった。

向かいの倉庫のような建物の近くにNはいた。
しゃがみ込んで辛そうだった。
「大丈夫?　水持ってこようか?」
「いえ…大丈夫です」
隣に寄り添って、背中をさすった。

30分以上そこにいたかな。
Nの具合もだいぶ良くなってきた。
並んで座って、オレの肩に頭をもたれてるO。
いつの間にかオレの右腕は、Nの肩を抱いていた。

オレが32歳。Nが25歳。

Nはオレの職場付属託児所の保育士だった。
会社の催しではじめて見かけて、
手振り身振りで元気に話す子だなぁ〜
ってのが第一印象だったかな。

ある年の忘年会で、たまたま席が隣同士になって。
相変わらず飲んでしゃべって、たのしく過ごせた。
一次会も終わり、二次会は気の合う連中でそれぞれの店へ。
オレは友達とよく集まる飲み屋に行く…予定だった。

「Zさんは二次会どこに行くんですか?」
「あ、オレは○○って飲み屋。　一緒に行く?」
「はいっ!　同僚も一緒にいいですか?」
「いいさ　あまり広くはないとこだけど、大丈夫だよ」

ということで、同じ店に行くことになった。