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今日という日

今日は左近と俺にとってはとても特別な日なのだよ。
どういう特別な日かと言われればそれは言わん。
左近と俺だけが知っていればいいのだからな。
だが、とても嬉しい日には違いがない。

そんな左近は今日は孫市や慶次たちと焼肉へ出向くらしい。
寝る前に上機嫌で俺に口にしてくるあたり相当嬉しいのだろう。
まぁ、俺には焼肉も何も関係ないがな。
任された執務をただこなすのみだ。
その分左近が彼奴等と楽しんでくれればそれでよい。

この日を祝って早何年になろうか。
元々島左近という男を俺が訪ねそこから始まった縁なのだが…
今年で何年目だの一々俺は覚えておらぬのだよ。
その年にまた祝えた、その事実が何より大事だと思う俺にとっては
年数など関係ないと思っている。
そう言うと何故か清正たちからそういうのも大事なんだぞ三成、なんて言われて
何故か俺が悪者のように扱われているのが解せん。
人には人の感覚があるのだよ…!
大切なのは月日ではない、共に居るというその事実こそが大切なのだよ俺にとっては…!


それにしても…あんなに衝撃を受けた表情をせんでもいいではないか、左近め…
それではまるで俺がどこか天然で抜けたように思われるではないか…!


くっ…結局四方八方から弄られている俺が居る。
………解せん。

筒抜け

えぇい、左近め…!
よもや俺の書物をまめに手に取り読んでいたとは、不覚だった…!
驚かせてやろうと書いていたものが、その日中にはすべて筒抜けになっていて、
さらには、その状況を俺が知らぬだと…!?
くっ…どこまでも喰えぬ男だ、アイツは…!
それも俺が知らぬ間に書物を持っているなどと…
嬉しい驚きを与えたつもりが与えられていたとはな…

…まぁ、仕方あるまい。
俺が左近の看病に無我夢中になっていたという事にしておいてやろう。
まったく…無理をするなと言っている傍から馬鹿な真似を…(←どうやら嬉しいようだ)

…顔が赤くなったなど、知られては俺の沽券に関わる。
ここは、冷静に振る舞わねばな。




……少しずつ左近が回復してくれているのが嬉しくて、思わず表情に出そうになるのを必死で隠している俺は一体。



正則「なんだなんだァ?珍しく嬉しそうじゃねぇか、三成!」
三成「ふん、貴様のような馬鹿には関係ないのだよ。」
正則「んだァッ!?この頭でっかち…!人が下手に出りゃいい気になりやがってよ…!」
三成「事実を言ったまでだ。何が悪い?」
正則「かァーっ!いっちいち可愛くねぇ野郎だな…!」
三成「余計なお世話だ」
清正「喧嘩はよせ、お前ら…!またおねね様に叱られるぞ?…まぁ、俺は苦にはならないが」
二人「「…………。」」

惚気筒

おのろけバトン!
そこのあなた、語っちゃいましょうか*



◇まずはお名前を


石田三成


◇旦那or嫁のお名前


俺の軍師であり旦那の島左近だ。


◇なんて呼んでる?


左近だ、それ以外の呼び名を知らん。


◇なんて呼ばれてる?


殿、だな。出会った当初は三成さんと名乗ってもおらぬのに呼んできた。
そこから俺の何を気に入ったのかは知らんが殿と呼んでくれている。


◇旦那or嫁の誕生日


個人情報につき伏せる。


◇記念日


…定めておったか?


◇今何ヶ月?


もうかれこれ四年以上になるか。


*ここからは語っちゃいましょう*


できるだけ解答は長めで
改行なしで3行を目指して(笑)
愛を見せつけちゃいましょ!


◇なれそめをどうぞ


いつからであろうか、当初は個性派同士故に反発も多々あったのだが、いつの間にか左近の事を好いていたのだよ。
そうしたら左近もいつの間にか俺の事を好いていてくれて、自然な流れでそうなったのだ。


◇今までで一番の試練は?


俺において常に試練だ。左近に心労を四六時中かけてしまっているのは分かっているのだよ。
故に、俺自身がもっと強く在らねばならんと思っているのは言うまでもない。
だが頑張りすぎても彼奴は怒るのだよ、いまだにその加減の仕方が分かっておらぬゆえそれが一番の課題でもある。


◇この人が好きだな…って
 思う瞬間ってどんなとき?


如何なる状況においても俺を最優先としてくれるところだ。
それが例え戦の後で深手を負っていても病に伏せていても常に俺の事を考えていてくれる。


◇一番幸せ感じるのは
 どんなときですか?

上記に同じだ。俺が独りで抱え込んでいることを知っていて時に優しく時に厳しく接してくれる。
これが俺の何よりの宝だ。


◇旦那or嫁ってあなたにとって
 どんな存在ですか?


かけがえのない唯一無二の存在。同志であり旦那であり、絶対に失ってはならんのだ。


◇旦那or嫁に謝らなきゃなって
 思うこと、ありますか?


その都度謝っている。だが謝り過ぎて止められることもある。
だから、その後はその分挽回するようにしているがな。


◇旦那or嫁に直してほしい
 ところってなんですか?


昔は頑固なところもあったが、今ではそれも治って直してほしいと思うところもなくなった。
むしろ、俺の方が直すところだらけで頭が痛いというのに。


◇どうしてあなたは旦那or嫁が
 好きなんですか?


上記にも述べたものに加えて、如何様な俺を見ようとも嫌わぬからだ。
本当に物好きな奴なのだよ、左近は。


◇どうして旦那or嫁はあなたを
 好きなんだと思いますか?


分からん、それが分かれば苦労はせん。
だが、その都度左近は俺にそれを伝えて来てくれる。
ゆえに、それは素直に受け止めるようにしている。それを否定しては彼奴の気持ちを否定することになるのでな。


◇泣いた数、笑った数。どちらが
 どれくらい多いですか?


断然笑った数であろう、だが泣いた数も全てにおいて大切なものだと思っているのだよ。


◇旦那or嫁を泣かせたこと
 ありますか?


これは…心の中でも合わせると数えきれん自覚がある。
不器用な己に腹が立つ。


◇旦那or嫁を叩いたこととか
 ありますか?


この籠手で殴ってみろ、流石に丈夫な左近とて傷ができる。
そんなことはせぬ、大人げなかろう。


◇旦那or嫁に叩かれたこととか
 ありますか?


………なかった、はずだが。


◇突然質問変わりますが
 どこまで行きましたか?


…あえて貴様の妄想に任せる。


◇最後まで行ってない人
 最後まで行きたいですか?


◇最後まで行った人
 あなたにとってそれは
 どういうものですか?


かけがえの無いものなのだよ、全てにおいて。
だがこちらの質問に答えた時点で妄想も何もあったものではなかったな。


◇キスって好きですか?
 理由もどうぞ。


実は左近に出逢うまで己からすることはなかったのだよ。
そんな暇もなかったというのもあるが、彼奴の接吻は優しく包み込んでくれるようで…
それで好きなのだよ。


◇人前でキスできますか?
 したことあればエピソードも。

左近も俺も人前ではせん、双方がこっそりと育む派なのでな。


◇一緒に寝たりしますか?
 どんな体制が好きですか?


左近の逞しい腕の中で眠るのが俺の日課なのだよ。
あの腕の中にいると安眠ができる。


◇一緒に出歩くときには
 どんな寄り添い方しますか?


普通に隣を歩いているだけなのだが…
たまに左近から手を差し出されればに、握るぐらいだ。


◇旦那or嫁の身体の
 好きなパーツと理由をどうぞ。


全てだ。理由?そんなものは左近だからに決まっているであろう。


◇普段の会話をちょっとだけ
 見せてくれませんか?

「殿ー?」
「なんだ、左近?」
「誰もいないんですし、いいでしょう?」
「俺は今忙しいのだよ」
「まぁまぁ、そんなこと言わずに」
「…し、仕方がない。だが、す、少しだけだぞ?」
「殿、捕まえましたよ」
「まったく…何なのだよ」←満更でもない


◇もう少しお二人の会話
 見てみたいです。


「いやぁ、漸く俺の腕の中に戻って来てくれたと思いましてね?」
「そんなもの、俺の戻る先はいつもお前の腕の中だとあれほど申しているではないか」
「それでも、言葉にしてもらえると嬉しいもんでしょう?」
「…ま、まぁ、それはそう、だが…」
「おや?照れてます?」
「う、煩いのだよっ…!」


◇一生愛せる自信ありますか?


無論、そのつもりで左近の隣にいるのだからな。
左近の隣は誰にも譲らぬ。


◇絶対に相手を幸せにすると
 誓えますか?

それを誓った上で隣にいる。
生温い考えで左近の隣は務まらん。


◇あなたが嫉妬する原因を
 こっそり教えてください。


…左近が普段嫉妬してくれていると同じ理由だ。
だが、嫉妬してくれるのは嬉しいことでもある。
だからといってそうさせようとしているわけではないのだが、無意識にそうさせてしまっている事には申し訳なさすら感じる…。


◇旦那or嫁が嫉妬する原因を
 こっそり教えてください。


俺と親しくしている全てのものにおいて左近は嫉妬しているな。
それは本人談でもある。


◇嫉妬が辛くて泣いたこと
 ありますか?


……我慢はしている、俺が無意識なりとも妬かせているのにその逆は駄目だというのは筋違いというものであろう。


◇嫉妬が辛くて怒ったこと
 ありますか?


怒ってはおらぬが、少し言いかけたことはある。
いや、あれはもう言ったに等しいのか。


◇どんな時「寂しい」と
 思いますか?


左近が隣におらぬ時だ。とはいえ、彼奴も多忙の身。
その際には俺もすべきことをして時を過ごしてなるべく寂しさを全面に出さぬようにしている。


◇寂しくて泣いたこと
 ありますか?


……煩いのだよ、莫迦が。


◇別れ話になったこと
 ありますか?


ない。そんな話にならぬよう双方が努力を怠っておらぬからだ。


◇最後に、旦那or嫁への
 愛の言葉を改行なしで5行以上


左近、その…普段からお前のように上手い言葉では紡ぐことはできぬが、これでも精一杯感謝しているのだよ。
ただそれを言葉だけにしたくないがゆえに、態度で常に表すようにはしている。ただそれでも伝わりきっておらぬは
百も承知なのだ。だがそれでも、少しでも伝わればいいと思っていつも短い言動にありったけの気持ちを込める
ようにしている。傷つけることも呆れさせることも怒らせることもこれからも多々あると思う。だが願わくは、
今生俺の隣にて寄り添っていてほしいと願ってやまぬ。その為ならば俺は如何なる試練でも乗り越えてみせる。
そ、その…す、好いているのだよ、左近……。


お疲れ様でした。
これからもお幸せに*


また目についた時且つ手隙な時にでもやって貰えればうれしい。
という…俺の我が儘だ。


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案ずるという事

左近はいつも己の限界を過ぎても俺の為に尽力してくれる、案じてくれる。
だからこそ、俺はお前の為に何か尽力しようと思えるのだよ。
お前からしてみれば俺は役不足かもしれぬ。
お前ほど器用な物言いもできねば立ち振る舞いすらできぬ。
俺が不器用だという事は俺自身も自覚しているのだよ。
だが、それでも俺を諦めぬ左近の為に俺は全身全霊でそれに応えたい。

深手を負おうとも体調不良の時でさえもこの俺を最優先としてくれるのだ、
そんな左近に俺が何もできぬというのは嫌なのだよ…!
お前ほど上手くは支えておれぬ自覚はある、
だが気持ちはお前には負けては決しておらぬ。
疑われようとも構わぬ、俺は俺なりにお前に対して全力で支えようと決めたのだからな。
嫌とは言わせぬぞ左近。
だから今はその心身をしっかりと休ませよ。
俺は片時も離れずお前の傍に居る。
例え口数は少なくともその一言一言に気持ちを全て込めてお前に伝えよう。



お前に俺の気持ちが伝わるよう願ってやまぬ…

えぇい、左近っ…!
俺は今執務で忙しいのだよ、この莫迦がっ…!
そんなにべったりと密着されたら執務が捗らぬではないか…!

そんな事をお構いなしに、
まぁまぁいいじゃないですか、殿〜♪
なんて言いながら俺を腕の中におさめて触れたい放題。
思わず声を出しそうになりながら耐え抜く俺の身にもならぬか…!
夜まで待てぬ獣は、容赦なく俺を喰らい尽くす。
昨晩俺が先に寝落ちてしまって焦らしたのはすまぬ、
だがそれとて仕方なかったのだよ…!

振り払おうともその腕の力の強さは俺の力を何倍も上回る。
そして頭もきれる。
とくれば、俺に勝ち目などないのだよ…

ふ、ふんっ、しょうがないから許してやろう。
だが、そういうことを女であろうと男だろうと他にしたら許さぬ。
分かったな、左近?






吉継「まんざらでもないという流れだな、これは。
相変わらず三成も素直じゃない。困った奴だ。」
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