ヒキコモリロリン

狭き世界に在る､愛の意味

I'm sorry.を訳しなさい



｢こんな私でごめんなさい｡｣




かな？

私適当には謝れない人間だから｡良くも悪くも｡


自分が正しいと思えば曲げないし､
たとえ相手が正しいとわかっていても､納得しなければ曲げられない｡



軽い気持ちでアイムソーリーが言えないの｡


言うときは本当に自分を責めてるとき｡


｢私なんかが…｣
｢私なんて…｣
｢どうしようもない｣
｢最低｣
｢価値なんかない｣
｢本当に自分嫌い｣


そんな思いが廻ってるとき｡



今まではそうやって自分で自分を責めることで守ってた｡
他人より先に自分を責めて､もう罰は受けたと｡だからもう責めないでと｡
自分の殻に閉じこもっていた｡



それでいいと思ってた｡




――それじゃあダメ､だね｡
殻に閉じこもってちゃ何も始まらない｡
始まらないからいつまでも何も見えない｡



私はまだ､何も見えてない｡見えてないの｡


だから､何も受け入れられないし､認められもしない｡


そうして周りから孤立するんだろう｡



自分は嫌がってるのに相手には嫌わないでいて欲しいなんて､そんな理不尽さえ湧いてくる｡



それじゃあうまくいくはずもない｡



最初から私は諦めすぎてたんだね､きっと｡