赤く塗れ!
とひらめく深夜
昨日の椿の花に似た赤いマニキュア
足の爪に椿の余韻を移す
爪先から入っていく熱
染まった
さっきとはもう違う景色
手にはピンクと紫を
散っていく桜を思い出しながら重ねる色
(桜貝も忘れずに)
ちょっとした集中と緊張感が面白いんです
久しぶりで指先が少し重い違和感も好きです
こんばんはおはようございます
マニキュアで気分が20%アップした!
こんな魔法をたくさん覚えたいものだ
(小さい頃の夢はおかしやさんと魔法使い)
そして
眠れない私は音楽で旅に出る
目を閉じて
ヘッドフォンから忍び込んで
静かに深く深く吸い込まれていく
(沈む浮かぶリズム)
閉じた瞼の裏側で目玉が動くのも忘れたら
少しの不安をゆったり導いて
音に身を任せる
ほらほら
脳内宇宙へぶらりと小旅行
(沈む浮かぶココロ)
「SPACESHIPS OF THE IMAGINATION」
宇宙船に乗り込んで
想像=創造
体の中の細胞から宇宙へ巡る果てしない流れ
(ヒントをつかむ)
音の魔法で鍵と扉を見つけて
いつか辿り着く宝のありか
冒険の旅はまだまだ続くよ
読んでくれた拍手をくれたあなた
どうもありがとう
こっそり喜んでます
赤い赤い椿の花
道に落ちてるとドキっとするよ
コーヒーカップに入れてじっくりじっくり観察
「そんなに見ないで!」
って聞こえてくる位に
ゆっくり近づいて
真上から、黄色い粒々を堪能
(ちょっと息を吹きかけてみる)
横から、花びらの重なりと光沢を人差し指の先で撫でて
(真っ直ぐに伸びる白から黄色を包み込む赤)
斜めから、光と影の重なる場所を探す
(なぜだかよだれが出そうになる)
下から、花の首元の緑のグラデーションをつまんでめくる
(ゴクリ)
食べてしまいたい衝動!!
ムシャムシャムシャムシャムシャムシャ
やっぱり髪に挿してみた
いいなあ椿は
首だけになっても綺麗だ
美しいものを見るとよだれが出ますね
どうもこんばんは
昨日の木蓮は枯れてしまいました
最後の美しさを溢れさせて茶色くしおれていきました
けれどその姿も美しく
なかなか瓶から出せずにいます
朽ちていくこの瞬間
湧き出したこの瞬間
真夜中にあっけなく割れたグラス
透明水色のかけら
キッチンで白く光る
私はじっと見つめる
声も出さず突っ立って
ふと気付いて慌てて水を止める
(何十回か息をして)
新聞紙に包んでお別れ
心の中でありがとうとつぶやく
ひとつになった片方のグラスが
こっちを見ている気がした
割れないグラスが欲しくなった
けれどきっとまた私は
一体どれだけの水が空から降ってくるんだろう
ふしぎ!
いつまでたっても雨のメカニズムが不思議でたまりません
地球すごいよすごいよ地球
もっともっと洗って
この世界を
雨大好きですが濡れるのは苦手です(特に足元)
気分は雨天決行なんです
おはようございます
瓶に挿したこぼれるように咲く木蓮
からしたたる柔らかい香り
雨の音をずっと聴く
意識して聴く
音楽がいらない夜
例のあのひととの思い出も反芻して満喫
妄想デートを楽しんでサヨナラ
ねえいつか月旅行に行ける日が来たら一緒に行こう
(戯言でも嬉しかったんだから行こうよ)
シッカロール
の甘い香りでほおずり
(一瞬でタイムスリップ)
おなかとくっついてくっついて
もう戻れないけれど
つながる繋がるいつだって
明るくなった曇り空から産まれ落ちる水を飲み干す
今日も雨だといいな