PSP百物語〜怪談ロマンス

遅くなりましたが、攻略はコチラです。

さて、百鬼夜行の続編に当たります百物語、飛浦・明日馬が攻略対象に追加されております。

続編なので、慎二・寒澤・椿は恋人同士から、他は恋人一歩手前から始まります。

糖度はキャラによりけりですが、嫉妬とか色々ラブラブしてます。

少しボリューム不足かなと思ったりもしますが、いかんせん二作目の続編ですのでね。

システムの方は変わらずですかね、安定の読み飛ばし。


前作からの伏線が無かった為、明かされる内容は今回は特にありません。

主題と言えば『変化』ですかね、皆、変わってゆくものですから。

真相に当たる【百物語】ですが、今作の慎二恋愛イベントの慎二視点になります。

何を考えているか読めない慎二が、何を思い、また主人公をどうしたかったのかというところです。


共通イベントは、文化祭、夏休み、慎二とのこと、お祭りですかね。

キャラによっては海へ行ったり、妖怪が襲って来たりもします。

縁談のイベントが無かったキャラに追加されてたりもしますかね。

あとは、おまけプレイで高得点を出すと集合CGが見られますよ。


………という具合の説明で良いですかね、はい、感想に移ります〜


さて、まずは攻略追加キャラからいきましょうかね。

では兵太から。

仲がよすぎる友達、お互いに好きになって恋人になります。

デート現場で新たな発見もあって徐々に深まる仲、けれど結局触れられない。

好きなのに触れられなくて、もういっそ…ということでバッドエンドへ分岐します。

触れ合う方法も無くはないものの、主人公にとってリスクが大きく、存在意義さえ問われる結果にならなくもない。

今作で父親ときちんと話ができるのは兵太のルートです、どう思っていて、どうなってほしいか。
私は思わず泣いてしまいました。

最終的にはハッピーエンドですかね、起こした行動によって恭介が被害を被っておりますが。

後半まで接触できないので、デートなんかでラブラブしまくる感じですね。

もどかしさが楽しかったです。


続いて飛浦くん。

優しい好青年としてプレイすると、キャラが変わっていますので注意。いじめっこ?

主人公が鈍感過ぎるので、本性をばらすぞ的に近付いて来ます。
かと思えば、やっぱりいい人。

天狗ですから、空中デートもありで萌葱の描写も出ます。

彼のルートには、家のことが一切絡みませんし、正常?なのでバッドは普通にお友達です。

外面と内面、お互いに本当の自分を知ってそれでも嫌いにならず、好きになれるか。

そんなところで、コレジャナイ感もあったりして、まあ…普通?な感じに収まった気がしました。


続きまして恋人一歩手前組。

まずは報われない男、恭介。

嫌いだ嫌いだと言い続けて、けれど側にいたい優しいツンデレさんです。

彼のルートでは椿が最後まで登場します、椿のせいで耐えられなくなって行動を起こしますからね。

…が、主人公が恭介を呼ばなければそのまま興味深々の椿に…バッドエンドです。

主人公は彼の秘密を知らないままエンディングを迎えることになります。

家のことに関しても、特になく。
まあ、身分も良いですからね。

恭介と椿の掛け合いが最後は惚気になるのが面白かったです。


続いて響乃。

恋人じゃありませんから、ゆっくり進みます、色々と ←

好き?なんだけれど自覚したくないウザさが面白くもあり、難点でもあります。

ウザさ全開の割に、きちんと待ってくれるので…エロさ控え目になった気がしなくもないです。

死を求める者であり、自分勝手な彼ではありますが、自分さえよければいいという考えが変わっていきます。

真面目に悩んで葛藤して、変わることは悪くないと認めて。

慎二との呪縛に似た関係を知って嫉妬し、主人公を殺したい程愛しい彼は、主人公に何を求めるのか。

涙ぼろぼろでした、感動しました!良かった!!
シナリオは一番好きです!!


次は恋人組へ。

まずは寒澤先生。
クールに見えて嫉妬深い人。

秘密の恋人なので、文化祭では四苦八苦、堂々と先生と二人で回る訳にもいきませんからね。

コスプレの響乃と椿に攫われ、先生にも攫われる目まぐるしさといったら。

季節は夏なので、氷女の先生が体調を崩して〜お見舞いに行って〜とかもあります。

霙さんが主人公大好きなので、バッドは霙さんです。

父親の変化と先生の変化と関係にも変化があります。

そしてきちんと落ち着く。
甘さ一杯の正統派でした。


それから、かなりやばい椿。

これは…ええと、キャストコメントでも仰っておりますから、バレしてもいいんですよね。

いきなり監禁生活、いや、軟禁から始まります。

家建てる〜結婚してくれ〜と言っていたので、彼の家に軟禁されます。
事情は言わずもがな、百鬼夜行プレイ者なら最初から分かります。

そんな訳で、文化祭イベントは追想であったり、癇癪を起こした主人公が牢に入れられたり。

椿と一緒なら出掛けられますのでね、結構な新婚生活感です、そしてエロ担当と言わんばかりの触れ合い具合。

死を求める種族の血が混ざっているので、バッドはデッドです。

まあ慎二が黙っている訳もなく、主人公が真実を知るに至るのですが。

それを知ってどうするか。
母親には苛立ちましたが、父親の台詞には泣きました。

永遠なんて気持ち悪いと言っていた椿が、どう変わったのか。

セクシー担当は激甘でした。


最後に慎二。

恋人と言っても、死ぬ方法は未だ教えられていない設定です。

ルート入っていきなり寝耳に水でした、始まる従者試験?と同居生活。

従者として試されていることもあり、恋人らしいことは控え目ですが、その代わり、手足となって動くので至れり尽くせりです。

今回は、前作では描写されなかった、人間だった頃の慎二への嫉妬が色濃く描かれます。

夢か現か、生前の慎二が目の前に現れて…以下バレしそうなので割愛。


それより、慎二のクッキーイベントがおかしいです。

「まずい」「失敗」としか言っていないのに、味の分からない彼が「間違えた」と的確に突っ込める訳ないですよね?

てな具合で★★★★、4.5です

個人的にシナリオ良かった順は
響乃>兵太>慎二>寒澤>恭介>椿>飛浦

響乃の変化が良すぎたのと、兵太の触れ合い設定の深さと、慎二の嫉妬&正式採用とですね!

まあ慎二については、百鬼夜行ENDが一番良いと思うんですけどね。
こういうのも有りかーと納得しました。

好きキャラも変わりましたよ。
椿、慎二、響乃が好きです。

やっぱり椿が大好きです!
ため口も捨てがたいけれど、敬語もいい…(*´艸`)変態か ←


百鬼夜行気に入った方は是非に!