PSP ロミオVSジュリエット

結構書くの遅れました、3日前に上げた攻略はコチラです。

まず、攻略キャラは。
ロミオ、マキューシオ、パリス、ロレンス、エスカラス、ベンヴォーリオです。

ウィリアムは、恋愛になっていくかも的なENDは有りますが、ティボルトは主人公にとって恋愛対象外なのでENDはありません。

そんな主人公は、元気で明るい性格で常に人に囲まれている様な人です。(パリス曰わく)

ハンターになるのだと責任感を抱きながら、親を殺害したヴァンパイアへの憎しみを抱え。
まあ見習いですから、成績優秀でも経験が足りず、戦闘力はそこそこ止まりです。

貴族として願わない結婚も受け入れる他ないという覚悟も持つ。
けれど、夢を諦めない意志の強さも持ち合わせた聡明で強くあろうとする人です。


さて。

戯曲で有名なロミジュリですが、かなり違います。
ヴァンパイアなロミオ達とヴァンパイアハンター見習いの主人公のお話です。

親をヴァンパイアに殺された主人公と、親を人間に殺されたロミオ、これが二人の因縁です。

しかし、エスカラス(半ヴァンパイアの大公)とベンヴォーリオ(ロミオの従兄)は融和政策を打ち出そうとしている訳です。

ヴァンパイアハンター見習いである主人公に、突如浮上したパリスとの婚約。

パリス・ロレンスは、ハンター試験のパートナーとして。
エスカラス・ベンヴォーリオは助手として関わっていきます。
ヴァンパイアなロミオ・マキューシオは敵対者としてですね。

謎と言えば、覚えていない過去の事件と、はぐれヴァンパイアによる襲撃です。

過去の方はロミオルートでよく解ります、襲撃の方はロレンスやエスカラスで誰の差し金か解ります。

真相については最後に解放します、ベンヴォーリオルートになります。

内容は、そもそもヴァンパイアとは?というところですかね。

誰が関わるのかは、名前からして根幹に関わっている事モロバレな人が居ますので割愛。


プレイ注意としましては、腹黒パリスです。

クインロゼ作品が初めてなら、いきなりパリスはきついかと。
初っ端からプレイして「久しぶりに狂愛!?」って引きましたから、私が ←

雰囲気的には、グリムとデレラを足して2で割った感じです。
戦闘が絡むので、そちらはスクウォが生かされている気もします。

えち度合いですが、Dにしては温いです。
露骨な描写が控え目、こう…オブラートに包んだような。

ただ、ヴァンパイア・ハンター・公人と、3ルートに分かれているので、若干の金太郎飴感は有りました。

あとはー、ロミオルートのCGが一カ所おかしいです。
抱き付くCGが先にきていたので、ミスじゃないですか?

というところで評価としては★★★★

叔母さんが攫われているのにラブラブになる違和感と罪悪感と…ねえ?行為には至らないので許せますが。

話の練り込み具合は素晴らしいので、ロミジュリをご存知の方は、比較しても面白いかと。


ちなみに好きキャラ順は。
パリス、エスカラス、ベンヴォーリオ、マキューシオ、ロミオ、ロレンスです。
歪んだ人が好きなんです ←

パリスは腹黒ですが、万人受けする仮面を被り隠しています。
押し殺していた・愛されなかった反動で、ヴァンパイアを狂気的に殺害する人です。
ありのまま受け入れ愛されている主人公を大嫌いで、不幸にしたいと言う孤独で人を寄せ付けない本当の彼。
感覚を変えてやると主人公は対抗する訳です。

エスカラスは400歳、約100年前には妻も居た人です。
立場に驕らず民を思い、紳士的で優しくおちゃめな一面を持ちながら、大公として腹黒さもある。
長寿故に取り残され、苦しんできた彼を助手という立場から支えていきます。

ベンヴォーリオはヴァンパイアでありながら人間嫌いではなく、快活で愉快な人です。
国外を旅して色々な物を見、改めてヴェローナの危機を感じて融和政策に乗り出します。
反面、悪行を黙認していた後ろめたさを携えた哀しい人でもあります。

マキューシオは、ロミオ大好きですが、彼の抑え役故に融和政策が為されれば用無しだと自分を貶めている人です。
したいことをしている様に見せながら、自分なんかと考えて、ロミオ羨望している。
女性なれしていても愛されたい人ですね。

ロミオは自信家で、人間の愚かさを見ながらも嫌いにはなれないジレンマを抱えている人です。
頭の回転が早く、王としての器の広さも充分。
モンタギュー家として主人公を憎むほかなく。
選択肢次第では戯曲をなぞった悲劇にもなります。

ロレンスはストイックに見えても、姉を殺されてから感情に乏しくなっただけで。
誰も愛する事はできないと拒絶します。
姉の事件の因縁を通して改めて主人公を拒絶しますが、そこは譲らない主人公。
感情豊かになっていきます。

とまあ、人物紹介はこんなものですかね。


最後に、予約特典CDの内容を。

出演はロミオ・エスカラス・ウィリアムで。

ウィリアムの家に、エスカラスがロミオを連れてやって来ます。

もじもじと、相談に来たロミオには何と尻尾が!!

疲労回復薬(三年物)が茶葉に掛かったのを忘れ、そのまま紅茶を出したエスカラスが悪いんですが。

薬を処方したウィリアムが思わず片棒を担いでいたこともあり、解毒薬を作ることに。

しかしその薬は解毒どころかネコミミ(植物)を生やす効果が出てしまい、慌てるロミオ。ネコミミに興味津々のエスカラス。

次に作った薬はというと、猫語になってしまうものでロミオは激怒。面白がるエスカラスとウィリアム。

最終的には、尻尾は引っこ抜けて無事帰宅……とはいかず。

面白がっていたエスカラスも、その紅茶を飲んでいたので尻尾が生える訳です。

尻尾・耳・言葉の恐ろしい三点セットをウィリアムは後日販売していましたが、かかる大公ストップ。

そんなお話でした、とっても面白かったですよ!


はい。
書く元気があれば詳細感想を追記します。

ではー