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透明人間再出発


話題:本の感想


これはすごいと思った。









詩と写真の素晴らしさもさることながら、この造り。世界初らしい。これぞ正しく「紙媒体、本のすばらしさ」です!







この透け感。
写真を加工して上から文字を印刷しただけだと、どうしても表現できない美しさってありますよね。






この世界初の造本方式。






言の葉をたのしんで、

文字の雰囲気を味わって、

詩と写真の関係を想像して。






一枚めくった先の、







写真の鮮やかさに目を奪われて。








とにかく、

《高級で美味な詩写真集》


なのに、素朴なまいにちの中に溶けているものをつまんでいて、非常に身近な作品です。




ミシマ社という会社は
聞いたことがなかったのですが、
どうやら社員7名というまだ小さな会社で、これから日本の書籍社会をおもしろくしてくれるhopeらしい。



それにしても、この造本。

しかもこの詩と写真。


社長さんの思い切りに感謝です。
売れなきゃ大赤字ですよね?
ともだちへの贈り物リストに追加しておきます。





それから、よく挟んである読者アンケートの葉書や、新書案内の紙。

手書きなんです。しかも学生時代にノートの隅に描いていたような4コママンガつきwww



普段なら
気になるタイトルでもなければ
読まないんですが、(すいません)
これはじっくり読ませて頂きました。



しかも、読者アンケートもちゃんと書こうとか思ってる。50円切手貼らなきゃいけないのに。でもかわいいんだ、字が。手書きのあたたかい感じが好き。ていうか、たぶんミシマ社のファンになった。いっそ、ここで働きたいくらい←ぁ。




2500円かー。

うーん。

ちょっと(衝動買いには)あれ(な金額)だなー…。


とか思ったのも10秒くらい。


見本をパラパラめくった時の感動がどうにも手放せなくて(笑) 


一枚の紙面だと、
どうしても表現しきれない

(半透明の方が和紙みたいで好き)

やさしさ浸透力







…秀逸です。



素直によめて、スッと入り込んできます。この作詩者で、この写真家で、この造本じゃなかったら、あたしはパラパラしただけで満足していたかもしれません(・・)







さて。

昨日の半寝状態で書いたらしい
「夜宵」の記事がひどかったので
まじめに書いてみましたいかが。

いつになく真面目でしょwww 

でもね、いい本です。
ひだまりみたいな感じ。
まぁ、感動ってピンキリだけども。少なくともあたしは静かに感動してたと思う。一人のときに、日光の射し込む空間で読むのがおすすめ。贅沢いえば木陰とかね。寒いか。


夜宵


話題:本の感想


確か、去年の12月くらいに
表紙(?)買いしたというか、

よくよく見てみたら著者が柴村仁さんだったので衝動買いしてしまったというやつ。







ね、こんな装丁見つけたら

買っちゃうよね。胸熱だよね。



しかも「我が家のお稲荷さま。」
が好きだったので、といってもあれはまた気色の違うコミカルなライトノベルなわけですが、どのみち好きな作者であることに違いありません。




ここ最近の馬子にしては珍しく

昼過ぎからずっと読書してました。



でも目と肩と腰が痛くて落ち着いて読めやしない。あるときはゴロゴロを寝返りを打ち(しかも長椅子の上というアンビリーバボーな狭さ。)、またあるときは椅子を机代わりにしながら背筋を伸ばしたり(3秒でつりそうになる。結局、またすぐに猫背へ。)




しかも最終的には右目のコンタクトがモヤッて二重に見えてたりなんかして、なおさら疲れるのひ「クライマックスでそんなこと気にしてる場合かー!!」と気づかなかったことにしてた。



もちろん、

読後はすぐに外しましたよ。


右目のコンタクト見たら、
真ん中部分だけ白く濁ってました。



…いったい何があったのかしら。




とりあえず、年は越してしまったものの、今日になってやっと読んだわけで、無事読みきったわけです。




感想は眠いから短くしますが、


うまいこと騙されたwww

「バカな子」に違和感を覚えてからの、一番盛り上がるシーンでの衝撃アハ体験《あぁっ、なるほどー!ってやつ》ったら快感だったね。


馬子は読書のたのしさを思い出した!


あと、久々にちょっとだけ
泣きそうになりました。


さすが柴村仁という作家。伏線回収がうまいです。ていうか、感動した。まことが紅一点じゃなかったんだね。仕掛けにまんまと騙されたじぇwww




さて、瞼が重いので寝ます。


とりあえずこの本、
「もう一回見なきゃ!」
うと思います。

激しくときめいた





好きだ。


どストライク。


現代にいませんか、こんな悪党。

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