話題:決意表明


彼の、一番になれました。
仕事以外の全部
ぶん投げて一緒にいるの、
お互いにね。

彼は歌うことが好きで、
歌うことが全てだったけれど
わたしと一緒にいることが
今、一番の幸せだって言ってくれる。

歌う自分を好きになられるのは
嫌だって言ってたけど
彼の歌は上手なだけで
それだけに聴こえた。
歌って欲しくない。
誰に向けて歌っても不愉快。

わたしも、捨てたけど
自分と向き合う時間も増えた。
辛い時間が減った。
楽しい時間が増えた。
少し優しくなったと思う。
彼がいっぱい愛してくれる。


彼の話を聞く。
別人のような彼の話。
彼はたくさんを経験して
変わっていった。
そうじゃなきゃ好きにならなかった。

今、くだらないことで
笑ってる彼が
わたしの大好きな彼です。
空腹なわたしに
ご飯をくれるのです。

不安はなくなりませんが、
堪えることも出来ます。

あの時、必死で
コンクールに参加してたら
もうここにはいなかったと思う。
辛くてじめじめした人生を
選んでキメてたと思う。
過去の自分、よくやった。

幸せになっていいよって言葉が
螺旋、くるくるとまわる。
身体中を廻る
それがそのまま、幸せだった。