三日月夜話
  ★-Short Word-
3day Bouz Photo Diary

見つめられて、3秒のトキメキ
・・Music
2007/11/20/Tue 23:30


愛するヴィジュアル系バンド「ナイトメア」のイベントに行って来ました。
10月と11月、2ヶ月連続でリリースされたシングルCDを買うと
東京&大阪で開かれるイベントに応募できるんです。

経済的余裕があれば、何枚も買って応募できるけれど、娘の大学の学費を捻出しなくちゃならないし、家計はいつも火の車。
1枚ずつがやっと。
でも、幸運にも当選しまして、夢のようなひとときを過ごして来ました。

前回の3月のイベントの時も、娘は落選してしまって、わたし一人当選…。
イベントシステム関係で、娘に参加資格を譲ってあげることもできないし…。

彼女は「もし当選しても土曜日も講義があるから行かれなかったしね〜」って、気持ちよく送り出してくれました。
お言葉に甘えて、しっかり愉しませて戴きました。感謝。


11月17日。
東京は竹芝にある「東京ニューピアホール」。
すぐ傍が竹芝桟橋で、大島への船が出ています。
久しぶりに海風にあたって来ました。

東京会場には新弥くんと瑠樺くんが、大阪には咲人くんと黄泉くんが来ました。
わたしの贔屓の柩くんは、体調不良で参加できなかったそうです。
ラジオでも声が掠れていて、ノドが痛そうだったし…。
風邪、こじらせちゃったんだろうな…。(T_T)

東京と大阪を結んで、二元中継しながら、ゲームやったり人文字作ったり。
ゾジお(黄泉)くんの炸裂するボケパワー、ゲームの最中でも飄々と素晴らしい画力を見せてくれた咲人画伯
珍しく(?)真面目に人文字「Y」を作って、一生懸命に両手を伸ばしてた瑠樺くん
真面目にメッセージ伝えたのに、相変わらずマイペースで話を他へ持っていく瑠樺くんを見て
自分が間違えちゃったのかと、顔を赤らめた新弥くん
みんなとっても愛おしかったです。

「伊達漢」でもお馴染みの新弥くんと瑠樺くんのコンビは、ゾジお(黄泉)くんほどのマシンガントークとまでは行かなくても
ぽつぽつ話すリズムが「間」を生み出して、これがめっさ面白いのでした。

笑いころげた1時間半、あっという間に過ぎ去って、ロビーに出ると
新弥くんと瑠樺くん ご本人から直接、この日限定のトレカを手渡して戴きました。

え゛〜〜〜  大学生の娘のいるオバサンでも、彼らのこと、大好きなのですよ。はい。
ルックスも素敵ですが、何よりも彼らのサウンドに惚れています。
「これからも心の震える音を楽しみにしています。」と言ったら、新弥くんがニッコリ笑って「はい♪」と応えてくれました。

瑠樺くんは、きゃ〜きゃ〜騒がしいのが好きじゃない人なので、何て言おうか言葉が見つからず
「素敵な音をありがとう」って言うのが関の山。
カードを手渡しながら、彼はびっくりしたような表情をして、じ───… っと見つめ返しました。

3秒。

心臓がノドまで上がって来て「どきどき」大きな音をたてていました。

きっと、「俺らのお母さんと同じ位の人がいる!」
みたいなこと思ってたんでしょうねぇ。
意外だったんでしょう。ははは。

そりゃぁ… 40歳を越えて、ヴィジュアル系バンド大好きな母なんて、絶滅危惧種でしょうし。
何せMALICE MIZERやX Japanが活躍していた頃からですから、筋金も入ってます。

トレカの両端をお互いで持ったまんま、時間が止まってました。
24時間のうちの、ほんの3秒だけれど、わたしにとっては何よりも長い3秒。

外に出たら、何だか涙がぽろりん。

このイベントの前日、不思議なことに、この情景を夢に見ていたんですよ。
何から何までそっくり。
柩くんがいなかったことまでも。

だから何だか感極まってしまいました。

そして、楽しいひとときと、どきどきの3秒と。

胸の奥がほかほかとなる温かな素敵な想いは、家に着いてからもずっと、続いていました。

またライヴで彼らに逢えるのを楽しみに、今はこの想いの余韻を愉しんでいようと思っています。

>話題:ナイトメア

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