三日月夜話
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3day Bouz Photo Diary

哀悼・King of Pop マイケル
・・Music
2009/06/26/Fri 13:35

抜群に歌が上手で、華麗なダンスのステップを踏む黒人の少年は、「マイケル坊や」と呼ばれた8歳の少年でした。

4人の兄たちと一緒に活躍していた「ジャクソン5」を、マイケル坊やよりも年齢は下でしたが、わたしはテレビに釘付けになって見ていました。

当時はまだ、カラーテレビがあるという家庭は珍しい、そんな時代でした。

その後、成人したマイケルに「スリラー」で再会しました。

ゾンビやモンスターたちと一緒に歌い踊る彼は、もうめちゃめちゃ格好良くて。
友人たちと「スリラー」の振り付けを真似したり、研究したりしたもんです。


悲しかったのは、ここ数年の彼の在り方でした。
ゴシップまみれになってしまい、虐待などの疑惑もつきまとい…‥。

そして彼は誰よりも強く、自身の黒い肌を憎んでいたと聞きました…‥。
だけどわたしは、マイケルが嫌った黒い肌は、輝いて美しく思え、また誇りに満ち溢れているようにすら感じていたのです。


彼は染色体異常の難病に苦しんでいたそうだし、痛み止めのための薬物を過剰に取ったり…‥。

度重なる美容整形や、苦しみから逃れるためかワインへのアルコール依存もあったそう。

マイケルは、あと半年保たないだろうっていう話もあったというのに…‥

11月に予定されていたコンサートツアー、本当に医師は大丈夫と思ってGoサイン出したのかな。

生半可に出した診断を信じて、マイケルはコンサートツアーを楽しみにして、過酷なトレーニングに精を出して自分の命を削ってしまったのかもしれない。


Big Starというのは、富と名声があっても、孤独だけは癒えずに苦しむとよく聞きます…‥。

エルヴィス・プレスリーもまた、そうでしたね…‥。


早朝のBig Starの訃報に驚き、哀しみの中で想いを綴りました。

アーティストの死は、哀しすぎます。

「King of Pop」マイケルに、どうか安らかな眠りを―――。
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