かげらふ日報(虚構)8『大相撲のしこ名問題』


話題:まさか!

あらゆる方面に対しコンプライアンスに基づく規制が強まる中、ついにその波は角界(相撲界)へも押し寄せる事となった。

以前にも八百長や可愛がり(しごき)の問題は何度か取り沙汰されたが、今回はそれとは全く関係のない[ある力士のしこ名]が対象となった。その力士とは元大関である【高安】関。

政府と民間の有識者からなる[なんでもかんでもコンプライアンス委員会]の定例会議で飛び出した何気ない一言がその発端である。

『高安ってさ、結局、高いのか安いのかさっぱり判らないよね。どっちなの?』

それを聴いた他の有識者全員が同時に飲みかけのセンブリ茶を吐き出した。それほどの衝撃だったのである。「言われてみればその通りだ」「どうして今まで気づかなかったんだろう」「これは表示に関するコンプライアンス違反ではないのか」

かくして【高安】というしこ名が不適切かどうかの審議が始まった。

何ともアホアホな話だと思われるかも知れない。が、考えてみて欲しい。もともと”有識者“とはアホアホな人たちの中で地位や名誉のある者を指す言葉なので何も不思議はないのである。審議では様々な意見が飛び出した。

「明らかに曖昧であり、商品の不当表示にあたる」という意見が飛び出せば、すかさず「力士のしこ名は商品ではないので問題はない」との反対意見が出る。「高いか安いかは人それぞれなので曖昧でも構わない」「それは受け取る側の話であって、売り手がそれをやるのは如何なものか?」「しかし、しこ名は売り物ではない」「いや、しこ名は一つのブランドであり登録商標に近い価値を持っている。その名を記した食品等が販売される事があるのがその証拠だ」

侃々諤々(けんけんがくがく)の論争がなされた結果、センブリ茶が尽きた事もあり、結論が出される運びとなった。

[何でもコンプライアンス委員会]の結論。

──“高い”と“安い”という両極端の意味を持つ言葉が並ぶのは明らかに紛らわしい。これは事実である。よって当委員会としては極めて強い態度で改名を要求する。代わりのしこ名は【適正価格】もしくはそれを略した【適価】を推奨したい。これは、高いと感じる人も安いと感じる人も納得出来る名称であろう──

この報告書はすぐに大相撲協会へと伝書鳩で伝えられた。[何でもコンプライアンス委員会]の決定に強制力は無いので、どうするのかは大相撲協会及び高安関、及び、部屋の師匠の判断となる。次の場所で【高安】のしこ名が【適正価格
】に変わっているか、是非とも注目したいところである。


〜おしまひ〜。


*(注)【高安】は【円高ドル安】もしくは【ドル高円安】の略であるという説をよく耳にするがこれは誤りである。


*この話はフィクションであり、実在の団体や個人とは関係ありませんのでご注意下さい。


かげらふ日記(虚構)28『真冬の肝だめし』


話題:妄想を語ろう



 小学校から腐れ縁の続く友田に“一生のお願い”と泣きつかれ、急遽、肝だめしに参加する事になった。

友田は超常現象専門のライターで、常にパワースポットや心霊スポット、UFOの目撃多発地帯を渡り歩いている。そこで仕入れた怪談話や不思議な出来事を講演しながら全国を渡り歩いているという変わり者、少し危ないやつなのだ。そのくせ人一倍怖がりだというから訳が判らない。今回も「なあ、一緒に行こうよ。一人だと心細くてさあ。頼むよ、一生のお願いだから」と何時もの如く泣きついてきたのであった。

2月に肝だめしって珍しくないか?普通は夏にやるものだろう、と訊ねると、いや、肝だめしは通年行事だよ、と友田は涼しい顔で言い切った。まあ、オカルト好きにはそうなのだろう。彼にとってラッキーだったのは、昨日今日の急な希望にも関わらず私の休暇願いが会社に受理された事だ。

私「急で申し訳ないのですが、明日1日お休みを頂けませんでしょうか?」

部長「また、いきなりだな。で、理由は?」

私「はあ、それがですね……実は友人と一緒に心霊スポットに行かなきゃならなくなりまして」

部長「ああ……心霊スポットなら仕方ないか。判った。届けを出しておく」

私「ありがとうございます」

部長「では、“忌引き”扱いで」

どう考えても心霊スポット巡りは忌引きではないが、下手な事を言ってへそを曲げられても困るので「はい、それでお願いします」と答えておいた。

かくして迎えた当日。最寄り駅から下り方面へ各停で2駅ほど先の、乗降客の殆どいない小さな駅で降り、そこから路線バスへと乗り換える。田園地帯を抜け、鬱蒼とした森の中へ。進むにつれ風景がどんどん怪しげになっていく。見れば、私と友田以外の数人の乗客も何処か皆生気がなく、否応なしに私の不安感は募っていった。もしかしたらこの辺りは曰く付きの土地なのかも知れない。誰も口をきかぬまま30分程揺られた頃だろうか、友田が「着いた」と言い、私たちはバスを降りた。どうやら他の乗客も全て同じ停留所で降りたようだ。

バスを降りた私たちが舗装された部分と未舗装の部分が入り雑じる細い道をとぼとぼ歩いて行くと、やがて森の中に古びた門柱が立っているのが見えた。「ここだ……」友田が緊張した声で言った。元は白かったであろう壁のあちこちにスプレー缶の落書き絵が見える。肝だめしに訪れた連中の悪ふざけだろう。薄汚れた門柱にはかすれて消えそうな字でこう書かれていた。

【醵鷂瑙病院】

読めない!全く読めない!なんて恐ろしい病院なのだ!心霊スポットの定番、廃病院に違いない。大正〜昭和初期辺りのカフェ建築っぽいレトロモダンな建物の規模は町の医院よりは大きく総合病院よりは小さい。その中間ぐらいか。落ち葉や枯れ木の地面を踏み締めながら玄関口へ。アールデコ調の入口扉は開け放たれていた。青ざめた顔の友田と緊張しながら建物の中へ足を踏み入れる。不法侵入を気にする私に「そこは問題ない」と友田は言ったが本当だろうか。不安な私を尻目に、友田は一直線に待ち合いロビーを突っ切り〈総合受付カウンター〉へ向かう。そしてカウンターの奥に向かってこう言った。

友田「すみませーん。マイナ保険証って使えますよね?」

すると、

「大丈夫、使えますよ。えーと、友田さん、今日は肝臓の検査でしたね」カウンターの下からひょっこり顔を出した熟年の女性が答える。ひょっこりはん!

友田「はい、宜しくお願いします」

うむ。友田が私の顔を見て頷いた。

うむ。肝だめしって…………肝臓の検査の事だったのか!

と言うか、ここ……廃病院じゃなかったのね。

塀の落書きは地域の若い芸術家たちによるポップアートで、人里離れた場所にあるのは混雑を避け、療養に適した綺麗な空気を求めた結果らしい。道理でバスの乗客たちの顔色が悪い訳だ。体調が悪い人しか来ないのだ此処には。

友田「知る人ぞ知る肝臓の名医が居てさ。名前は“井伊寛三”……いいかんぞう……良い肝臓!な、凄いだろ。いやいや、すまんなあ、付き合って貰って。ほら、明らかにオレ酒呑みすぎだからもう不安で不安で」

なるほど。普通に心細かったのか。思えば私が勝手に心霊スポットだと勘違いしただけで友田はそんな事は一言も言っていなかった。

ついでにお前も一緒に検査どうだ?の誘いを丁重に断り、友田の検査が終わるのを待ち、会計を済ませて病院を後にした。支払いはタッチパネル式の自動精算機。外観は廃病院だが設備は近代的だ。マイナ保険証にもちゃんと対応しているし。廃病院とか心霊スポットとか言ってごめんよー。

友田の検査結果は再来週判るらしい。無事だといいけど。結果が出るまで不安だろうから、帰りにコンビニで気休めにヘパリーゼを14本買ってプレゼントする。検査検査が出るまで毎日1本ずつ飲むといい。今さらではあるけれども。まあ、人ってそういうものでしょう。


〜おしまひ〜。


かげらふ日記(虚構)27『隙間を狙え』


話題:どうでもいい話


私は幾つか習い事をしているが、その中の一つに剣道がある。と言っても普通の剣道ではない。

爪楊枝剣道。

その名の通り、竹刀の代わりに爪楊枝を持つ剣道だ。それ以外は普通の剣道とほぼ同じで、ちゃんと面を被り胴を巻き小手を付け袴を履いて行う。

剣が爪楊枝なので打たれても全然痛くなく、怪我が少ないのが大きな魅力だ。剣も竹刀と違って軽いし小さいしで持ち運びも全く苦にならない。稽古後の食事の際には本来の用途である爪楊枝として使える……という具合に万事良いこと尽くめなのである。

とは言え、侮って貰っては困る。決して甘い競技ではないのだ。むしろ普通の剣道よりも厳しい部分も間違いなく持ち合わせている。何と言っても、“小手をはめた状態で爪楊枝を両手で持つ”、これが至難の技。手先の繊細な感覚と高い集中力が必要で、それを持続しなければ試合にならないのである。あまりの緊張に耐えられず神経をやられイップスを発症する者も多い。なかには「爪楊枝ではなくお箸では駄目なのでしょうか?」と泣きつく者もいる。試合時間の7割は落とした爪楊枝を探して拾い上げている時間だと思って貰って構わない。かような事実が示すように、とにかく心身の強さが共に必要となる。

何故そのような過酷な競技を続けているのか。

それはひとえに競技人口が少ないからである。競技人口が少なければ日本代表にも選ばれやすい。隙間を狙うのだ。残念ながら次のパリ五輪では採用されなかったが、その次か、次の次あたりの五輪ではこの【爪楊枝剣道】が正式種目として採用されるのではないか、と私は踏んでいる。

是非とも近々のオリンピックで、爪楊枝をはしっと構えた私の勇姿を楽しみにして頂きたいものである。

〜おしまひ〜。

*追記*

爪楊枝剣道が正式種目にならなかった場合の保険として、冬季五輪を見据えた【つららフェンシング】も習い始めました。




かげらふ日記(虚構)#26「サービス過剰競争時代の一週間」


話題:突発的文章・物語・詩

*******

【月】

新しい眼鏡を作りに町の眼鏡屋さんへ。調整の終わった眼鏡を受け取り掛けてみる。ぐらんと世界が歪んだ。恐ろしいほどクラクラくる。慣れのせいかと思っていたら、そうではなかった。

「ただいまサービス期間中につき、お値段そのままで度数を3倍、更に無料で乱視をお付けしております」との事。これはかなりお得だ。問題は掛けて10秒もすると気持ち悪くなる事だが、それはまあ些細な問題だろう。


【火】

某ハンバーガー屋が期間限定のスペシャルサービス中と聞いて駆けつける。看板メニューの【クレイジービーフ(狂牛)バーガー】と【インフルチキンの竜田サンド】を注文。眼鏡屋の例に倣えばパテの厚さが3倍もしくは枚数が3倍になる筈と予想するも見事にハズレ。家でゆっくり食べたいのでテイクアウトを選択すると、店員がバーガーの入った袋を持ったまま家まで着いてきた。どうやら、高級ホテルのように部屋まで荷物を運んでくれるのが[スペシャルサービス]らしい。

家までの交通費はこちら持ちで、自宅の住所や名字など個人情報も駄々もれになってしまったが、それは気にする程の問題ではないだろう。


【水】

固定資産税やら何やらで屋敷の維持が大変になってきたのでマンションにでも引っ越そうかと不動産屋を訪れる。サービス期間中につき高層タワーマンションの一室が大特価との話。善は急げとばかりにその足で内見に出向く。立地、利便性、間取り、共に悪くないが問題は価格。大特価という割に安くない。むしろ相場より若干高めだ。いったい何処が大特価なのか。

『……此処だけの話ですけど、実はこの物件“幽霊付き”なんですよ。しかも2体。どうです、お得でしょう?』

そういう事か。確かにイギリスなどは幽霊付き物件の方が人気があって価格が高くなる場合があると聞く。そう考えるとお買い得に違いない…………と一旦は購入に傾くも、床の間の柱の木目が若干気に入らないので購入を見送る事にした。

一応断っておくが、決して幽霊が怖いからではない。


【木】

取材も兼ねて裁判の傍聴に行った。食い逃げ事件の裁判だ。もちろん食い逃げは歴とした犯罪で決してやってはならないが、人命に直接関わるような事件に比べれば法廷の空気も心なしか緩めに感じる。

判決の前に傍聴席の全員に特別サービスとして被告が食い逃げしたメニューが配膳された。メンチカツ定食。「どうせなら[特上のうな重]を食い逃げして欲しかったな」思わず呟くと裁判長から睨まれてしまった。めんごめんご。

帰りに[食い逃げ無罪券](基礎猶予。一名様一回限り有効)が全員に配られる。ついに裁判所までサービスをする時代になったのか、と遠い目で思った。


【金】

夕方に帰宅。家の塀(ブロック塀)を見て驚く。ヘタウマな絵が描かれていたのだ。片隅には”墨田区のばんくしー”というふざけたサイン。まったく、とんでもないイタズラだ。と立腹しかけて、ふと思い出した。先月、美術館に行った際、プレゼントが当たるアンケートに応募していたのだ。

果たして、郵便ポストには美術館の名前が印刷された封筒があり、中に[プレゼント当選おめでとうございます]と書かれた便箋が入っていた。

景観を損ねる事この上にないので速攻で消したい所だが、何億円もの値段がつくような代物かも知れない。幼児の落書きなのかアートなのか。そんな事を考えていると奇しくも目の前をアート引っ越しセンターのトラックが走り抜けていった。アートだという暗示か。よし、これは消さずに残しておくとしよう。



【土】
 
昔たま〜に利用していた釣り船[七福丸]が今週いっぱいサービス期間との話を聞き、久し振りの海釣りへ。秘密のポイントらしき場所で糸を垂らすと僅か数秒でアタリが来た。

釣れたのは何とマグロ!これには天国の松方さんもびっくりだろう。しかも只のマグロではない。驚くなかれ、既にお刺身としてパックに入っているではないか。さばく手間が入らず楽チンだ。その後も[酢ダコ]、[高級カニかま]、[わさびの小袋]、[冷凍のシーフードミックス]、[サザエさんのDVD]など次々と大物が釣れ、大満足で帰港する。消費期限が黒塗りで潰されているのが若干気になるが気にしなければいいだけの話だ。


【日】

昼飯に海鮮炒飯(昨日釣った冷凍のシーフードミックス使用)を食べていると、会社から急遽呼び出しを食らう。システムトラブルらしい。直ぐに駆けつけ復旧を試みるも作業は難航し、完全復旧したのは深夜1時過ぎだった。会社に泊まるのは嫌だったのでタクシーを呼ぶ。

暇だったのかタクシーは直ぐに来た。運転手は人の良さそうなオジサンで喋りたそうにしていたが、こちらは完全にグロッキー状態で「申し訳ないけど少し眠りたいので着いたら起こして欲しい」と断りを入れて行き先を告げた。

どれくらい経ったのだろう。起こされたのは鬱蒼とした木々の生い茂る見知らぬ山の中だった。[青梅街道の▲▲交差点まで]と言ったハズだが、どう見てもここは交差点ではない。此処は?

「ただいま、料金はそのままで3倍の距離を走行させていただく特別サービス期間となっておりまして、▲▲交差点までの3倍の距離を走らせて頂きました」運転手さんは笑顔で答えた。

なるほど(ザ・ワールド)、それなら納得だ。だとすると、ここは高尾山か。私は料金を払って車を降りた。この料金で高尾山はかなりお得だろう。

さて、と……

タクシーでも呼んで帰るとするか。


*******


〜おしまひ〜。












かげらふ日記(虚構)#25『ボウリング場へ行こう』


話題:短文



中学時代の友人に誘われ久々の帰省、地元のボウリング場に集合する。来るのは4、5人だろうと思っていたが、蓋を開ければ私を含めて13人。ちょっとした同窓会だ。年相応に老けた奴もいれば若々しい奴もいる。三浦、和田、比企、北条……懐かしい顔ぶれ。皆、元気そうで良かった。

それにしても【竜宮ボウル】がまだ存在していたのには驚いた。子供の頃にちょっとしたボウリングブームがあり、その頃よく通っていたボウリング場だ。久しぶりの【竜宮ボウル】は建物も内装もくすんで、随分とくたびれた感じに映るが、考えてみれば昔からこんな感じだったような気もする。壁には未だ[さわやか律子さん]のポスターが貼られている。

とにかく久しぶりのボウリング。30年ぶりぐらいか。まったく感覚が掴めない。どうやら既にボウル選びからして大きく間違えたようだ。手の大きさに対してボウルが小さ過ぎたのだ。勢いよく投げた迄は良かったが、穴から指が抜けず、投げたボウルと共に体ごとピンに突っ込んでしまった。

ストライク!と同時に体はボウルごとレーン奥の奈落の底へ。

……まさか、レーンの奥底にあのような世界が広がっていようとは!

楽園?桃源郷?エデンの園?おやま遊園地?──適切な言葉が見つからない。とにかく驚きの世界がそこには広がっていた。残念ながら、これ以上話す事は出来ない。乙姫さまに固く口止めされているので。

浦島太郎の話が頭にチラつくも、あまりの楽しさに3日ほど滞在した後、お暇(いとま)を告げる。ま、なるようになれ、だ。

投げたボウルが戻ってくるトンネルみたいな所からお土産に渡された玉手箱と共に帰還を果たす。浦島的に考えれば少なくとも30年ぐらいは経っているはず。そう覚悟していた。が、そこに広がっていたのは3日前と同じ、12人の友人たちがボウリングに興じている風景だった。もしや、元の時間に戻って来たのか?

それも違っていた。こちらはこちらでちゃんと3日経っていたのである。浦島太郎でも猿の惑星でもなく普通にレーンの向こうに行って帰って来ただけの話。

と言うか……お前ら、家にも帰らず3日もボウリングし続けているとは、どうかしている。久しぶりに旧友と再開し、楽しくて帰りたくない気持ちは解るが、仕事はどうした?家族はどうした?いったい料金は幾らになっているのだ?

……と言いたい所だが、あちらの世界を知った今、そんな些細な事などどうでも良い。私の帰還祝いも兼ねて更に2日ほどプレイして帰る。恐れていたお会計は1人630円。5日間ぶっ通しでプレイしてこの金額。安い!安すぎる!よし、また来よう。

帰りに皆でファミレスに行き食事をとる。お土産に貰った玉手箱を開けると……『こ、これは!』。一同が思わず絶句する。

そこには、とてもとても、この世の物とは思えないダサいボウリングシューズが入っていた。



〜おしまひ〜。



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