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以心伝心

お風呂上がり、キンキンに冷えたビールを美味そうに喉を鳴らして飲む喉仏が男らしくてかっこいいと思ってしまうのは、完全にこの人の事を生涯のパートナーという目で見ているんだという事。
そう思うたびに、苦しくなる。

自分は、男で、素直になれなくて、あげられるものなんて少なくて、終わりのない…止まった時間の中にいて、成長する事は、もうない。
年をとることのない体。


考える度に、苦しくなる。


出会った事には、感謝している。でも心は複雑なもので、本当に出会って良かったのか…とか、何でオレと、カルダだったんだろう。とか…



そんな事をぐるぐる考えていたものだから、前にいたはずの人間が後ろに回った事なんて気付きもせず、



「まーた、難しい顔してんな、俺の可愛いアルちゃんは」


文字通り抱えこまれたように全体重をカルダに預ける形に後ろに引っ張られ胸のなかに収まった。お風呂あがりで火照った体がほかほかと温かくて、悩みなど吹っ飛びそうだ。
そのまま、吹っ飛べばいいのに。



「どうせまた何で男のオレなんかーとか思ってたんだろ。今更そんなの悩みに入んねーだろ」
こんなに相性いいのによ


そう言って顎を掴まれ横を向かせられると、視界に広がる少し湿って艶めくブロンドと少し遅れて触れる柔らかい感触。
キスされたんだと認識したとたん、胸にじんわりと広がるこのあったかいようなくすぐったいような妙な感覚が、何故だかいつも泣きたくなった。

「はは、泣きそうになってる。可愛い。」


そう言ってまた、ちゅっとわざと音を鳴らしてキスするカルダはソファーに深く座り直してもオレを離してくれなかった。
この幸せな時間に、限りがあるって分かってんだろうかこの人は。



その度にオレが苦しい思いしてるなんて、知らないんだろう。
悔しいから、言ってなんてやらないんだ。





「俺、死んだってお前のそばにいるから」





「!?」




突然口を開いたカルダの言葉は、オレの心を見透かしたような答えで、ドキッとした。




「だから、辛そうな顔すんなよ。お前顔に出過ぎ。」



ぶはっと笑って頭を撫でるカルダに、やっぱりオレは泣いてしまった。


やらしい手つきで服を脱がしにかかる変態だけど、今日くらいは大人しくしていよう。

この人が喜んでくれるなら、喜んで煽ってやる。







end



寒い

そして眠い´р`*
どうもー☆ゆかちですよっと!

北海道はもう雪積もりましたよー寒いよー


最近がちでGREEばっかりなのでこっちご無沙汰ですね´`*
まぁ相変わらず絵は描いておりますがwww
オリキャラばっかりですけどねー


最近は描き合い祭が楽しくて仕方ない´р`*!!
祭で生まれた突発キャラが固定キャラになったりしてます´`*




この間地元でイベントやってたので、後輩の協力でイラスト本作って後輩のスペースで委託で置かせて貰ったんですが´р`*完売しました!!
すごい自信になりました´`*
何か絵を続けてて良かったって思ってね★うん。




いつの間にやら

12月じゃないっすか^р^もうすぐ今年が終わってしまうなんて…早いな…

10月ですね!←

今更なんの話だって感じですが^р^*笑
こんにちはwお久しぶりでございますwww
まだ、生きてます笑


最近こっちに顔出さなすぎてアッーって感じになったので[←どうしたし]またポチポチ更新できたらなとか、思ってます*^р^



絵は、ずっと描いてるんですが、ねwww
うん。



アップするの沢山あるなwww
あとでいっぱい更新しますwww


とりあえずこれから、仕事ですorz
今日は22時まで…
長いけど…。頑張りますwww^р^*




あー、今日もお腹いたい…
野菜ジュースで治るかなぁ←



て、訳で^р^*
また!!!!!





あ!!!10月はュカチの一番すきな季節☆
ハロウィンがある月ですよ!!!
って事で、こっち専用にフリイラを描こうと思います!!!^w^
ハロウィンwwwハロウィンwwww

君のそばにいるDlast story




「嫌だぁ…



逝くなよ、


オレを1人にしないで……」








「……………ぉ」









「………ジオ…」









「………?」








「…い、大丈夫か?」







「……ッ?!」





気が付けば、
ベッドの上で仰向けになっていた。
キョロキョロと辺りを見回せば、なんら変わりの無い何時もの部屋で、


唯一変わっている…否、当たり前なのだが、






心配そうに覗きこむ碧眼が2つ、





そのまま降りてきて、






ちゅ、





と音を立てて離れていく。




柔らかい唇は、温かくて




また泣いてしまった。






「えぇ!?

何だよ!!ヤだったのかこんにゃろう!!」



そう言うカルダは全然困った表情一つせずに、
むしろ実に楽しそうな笑顔でオレの顔を両手でむんずと挟み、






再びキスされた。






今度は触れるだけのでなく、

深く深く、愛しそうに…




「…っはぁ」



「くく、してやったり!朝からラヴラヴだな俺ら!!」




カカカと笑う金髪の神父。






確かめるように頬に触れる。





「ん?
どうしたんだよ。そんな怖い顔して!」





「アンタ、大丈夫なの?」





「あ?何が…、




何、怖い夢でも見てたのか…。うなされてたし…」




そうか、


そう呟いたカルダは、ニッコリ笑って再びアルジオの横にバフッと寝転がった。





そして、無理やり伸ばした片腕にアルジオの頭を載せると、ポンポン…と、優しくアルジオの頭を撫でた。






「今日は、ゴロゴロしてよう日にするかぁー…」





アルジオの柔らかい髪に指を通しながら、
おでこにキスをする。






「…良かった…。」









逃れられないと思っていた運命は、夢の中の出来事だった。





温かい愛する人は、すぐそばにいた。


安堵で、堰を切ったように溢れる涙を拭う。
そばにいる、優しい恋人にギュウッ…としがみつくと、
上からくすっとこぼすような笑い声がした。



「今日は甘えん坊のアルちゃんだな…」





end






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