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Close-upD
日本に暮らす韓国・朝鮮の人びと
●在日韓国・朝鮮人の歴史
日本には、現在、約60万人の韓国・朝鮮の
国籍をもつ人びとが住んでおり、
登録外国人の約28%を占めています。
ビジネス、スポーツ、音楽、文学などいろいろな
世界で活躍している人も多くいます。
しかし残念ながら、日本の社会では、
韓国・朝鮮人ということで、
さまざまな差別や偏見を受けてきました。
そのため自分の民族名や本名を
かくしてくらす人もいます。
韓国・朝鮮の人びとが
日本でくらすようになったのは、
日本の歴史と深くかかわっています。
多くは、韓国併合(1910年)以来の
日本の植民地政策や
日韓の戦後の混乱によって
日本に残留し、居住してきた人びとです。
韓国併合後、朝鮮総督府による
土地調査事業の際、
未申告や書類不備などによって
多くの農民が土地を失いました。
そこでかれらの多くが、
第一次世界大戦の軍需景気にあった
日本に渡ってきました。
その後も日本にやってくる人の
数は増え続けました。
1939年になると日本国内の
労働力不足を補うため、
朝鮮人が強制的に連れてこられ、
鉱山や工場、土木工事現場での
労働に従事させられました。
その頃在日朝鮮人の数は1938年の
約80万人から、1944年には194万人にも
ふくれ上がりました。
1945年の日本敗戦とともに、
1年間に129万人もの人びとが
朝鮮に引きあげていきましたが、
祖国の朝鮮半島も混乱しており、
環境は劣悪でした。
こうした状況から、情勢がおちつくのを
待つ人びともいましたが、1950年に
朝鮮戦争がはじまるとかれらの
帰国の機会は失われてしまいました。
朝鮮半島の人びとは、日本の敗戦までは
日本国籍を持っていましたが、
1947年、「(日本にいる)朝鮮半島出身者は
当分は外国人とみなす」とされ、
さらにサンフランシスコ講和条約の発効(1952年)と
ともに、日本国籍を失いました。
日本に在留している韓国・朝鮮の人びとは、
そのまま在留できることになりましたが、
永住権が認められるようになったのは、
1965年の日韓基本条約後のことです。
しかし、在日韓国・朝鮮人をめぐっては、
その地位があいまいであるために
さまざまな問題が発生し、
日本人との間に摩擦を生んできました。
とありました。
まだまだ勉強不足やから
調べてへんから分からへんトコもあって
触れられへんトコもあるけど
赤字部分は今のあたしでも
素直に納得できひん部分
でもコレって明らかに
韓国・朝鮮人が可哀相な立場で
日本人が勝手で非情な人種みたい…
コレが若者の愛国心を阻む実態?