「毛利会長ー!今月の遅刻者の処理、完了しました。」
「そうか。」
「会長はまだ仕事終わらないんですか?」
「…………。」
「私に手伝えることあります?」
「…………。」
「(あれ、無視?)か、かいちょー?」
「…………。」
「―――もう…元就っ!」
「…………。」
「私、チカちゃんと先に帰るからね…――――っ!?って元就!?」
「…………。」
「元就、離してよ。帰れないじゃいの…どうしたの?」
「…………。」
「あ!もしかして"元親の所になんか行くな。お前は我の側にいろ"とかそう言うこと?」
「…………。」
「沈黙は肯定とみなしますよー?」
「…………。」
「…………。(え、マジで!?)」
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元就さんってツンデレだよねってお話。(←何か違う…)
小ネタは久々の更新ですねっ!
本館共々宜しくお願いします!(ぺこっ)
「チカ兄ってモテるよねぇ…。下駄箱とかにラブレター入ってたりしないの?」
「はぁ?んなモンあるわけねぇだろ。」
「んー。やっぱそんなベタなパターンなんて早々無い…――ってあったよ。早速あったよ。しかも何で私の下駄箱に!?」
「マジかよ!?ちょっおまっ…それ、俺に寄越せ!(がはっ)」
「あっ、酷い!まだ読んで無いのに!かーえーせぇぇっ!」
「ったく、何処のどいつだよ……ん?」
「あーっ!勝手に読むな!」
「……………。」
「いい加減返してよ!」
「……………。」
「…チカ兄?」
「―――コイツ…。」
「…え、何だって?」
「……………。(ビリッ)」
「破いたぁぁっ!?…あ、ちょっとゴミ箱に捨てないでよ!」
「うっせぇ!…こっからは真面目な話だ。良く聞け!」
「その前に私の言い分を聞け!」
「いいか?今後一切、明智光秀には近付くな。」
「会話拒否?え、会話拒否なの?ってか、明智って誰!?」
「明智光秀の半径3km以内には絶対入るんじゃねぇぞ。分かったな?」
「だから明智って誰ー!!?」
ストーカーと呼ばないで
(ただ貴女が好きなだけなんですよ…)
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久々の更新。
やっとテストと言う地獄が終わりを告げましたよっ!(感涙)
ちょっとギャグ風味な今回のお話。
ヒロインは元親さんの妹設定で!
手紙の内容は…ご想像にお任せしてます。(笑)
タイトルの元ネタが分かる方、いらっしゃいますか?
「………。」
「京獄さん、お茶をお淹れましょうか?」
「………。」
「京獄さん?」
「あ…ああ、すみません。ぼーっとしていました。何ですか?」
「……いえ。お疲れなのでは?少しお休みになって下さい。」
「僕はそんなに柔じゃありませんよ。心配性ですねぇー。」
「違います。今の京獄さん、絶対変です。
そんな状態で任務を続行するならバレるのも時間の問題ですよ。休んで下さい!」
「いやぁ、そういうワケには…。
明日の朝までにコレを仕上げたいんです。(ぺらっ)」
「……?
報告書なら今日提出したばかりじゃないですか。」
「"彼等"の観察記録の方ではありません。ちょっと私用の、ね。(にっこり)」
「はぁ…また何か企んでいるのですか。
長いこと下についてきましたが、貴方の考えはまるで分かりません。」
「あはは。そう簡単に分かられちゃ困ります。…まあ、貴女は少し鈍すぎますが。」
「は?一体どのような意味で…?」
「いやいや、此方の話ですよ。あぁそうだ、無茗――」
「"無茗庵(ムミョウアン)でお茶菓子を買ってきて下さい"ですよね?
私を追い出そうという魂胆が見えまくりです。」
「おや、顔に出ちゃいましたか?」
「そういう訳ではありませんが…。何となく、とでも言っておきましょう。
お仕事、私にも手伝わせて下さい。」
「ははっ、じゃあお願いします。
――全く…敵いませんねぇ……。」
クライマックスは近い。
(事は既に進んでいるのだ)
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オリキャラ2人目ー!
京獄 扇(キョウゴク オウギ)
この方も連載(予定)に出てきます。
前回に続き、敬語ペアで攻めてみました。(笑)
近所の爽やかお兄さんをご想像下さい。
タイトルの"クライマックス"とは、色々な意味でのクライマックスです。きっと連載がここまで来れば分かる!…はず。
今回も連載とは別ヒロイン。
「…何やってるの?幸村。」
「え、あ…なっなな何でもごさらぬ!
某は、隠れて甘味処に行こうなどとは決して―――」
「ふーん。甘味処かー。」
「っ!?は、謀ったか!?」
「いや、アンタが勝手に喋ったんだよ。」
「…………。」
「…ん?急に静かになっちゃって…。どうしたの?」
「…笑わぬのか?」
「は?何で?」
「男が好んで甘味処へ向かうなど…おなごの様だとは笑わぬのか?」
「アホ。誰が何を好もうと自由じゃない。
幸村は甘いものが好きだから幸村でしょ?
そんなこと一々気にしないの!」
「…そうか。そなたがそう思うのなら、それで良い。(にぱっ)」
「うんうん!幸村は素直で良い子だなぁ。オネーサン、素直な子は大好きだよー。(なでなで)」
「だっ、すっすすすっ…!?は、破廉恥で御座るぞぉぉ!!?
だっだだ大好きなどと軽々しく言うもののでは御座らぬ!」
「あーハイハイ。そりゃスミマセンでした。
この程度ではれんちはれんち騒がなくても…。」
「それに、某の事を子供扱いしないでほしいとあれほどっ――」
「まあまあ落ち着きなよ。ほら、深呼吸してー?すー、はー。」
「…すー、はー、すー、はー。」
「落ち着いた?」
「ま、まあ…。」
「…さて、と。
じゃあ甘味処に行く幸村は、女中さん達にお裾分けして貰ったこのお団子いらないよねー?」
「!!?」
「あー残念残念。せっかく幸村と一緒に食べようと思って作ったのに…。―――!」
「む?"作った"?」
「い、いや!違う!違うから!今のは言葉のあやだからっ!
あーっ!私用事思い出した!」
「よ、用事…?」
「そう、用事!
幸村お団子好きなんだよね?
此処に置いとくから、気が向いたら食べなよ。それじゃ、―――」
「待ってくれっ!
某、団子よりそなたの方が好きで御座る!だからまだ此処に………―――っ!?」
「え……?(ゆ、幸村、今何て言った?)」
「………。(某は今何とっ!?)」
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最近お話が暗かったのでほのぼのを目指してみました。
…が、展開に少し無理があるか、も…?
お題使用:
確かに恋だった(
85.xmbs.jp)
「彼女ぉ、1人?なら俺達と一緒に遊ばない?」
「結構です。人を待っているので…。」
「もしかして彼氏?」
「ほっときなよ、こんな可愛い子を待たせとくなんてろくなヤツじゃないって!」
「…確かに"ろくなヤツ"じゃありませんけどね、あの人は。」
「だろー?じゃあ、俺達と一緒に…―――」
「あのー、そろそろ帰った方が良いと思います。じゃないと、」
「――俺のモノに手を出しますか。随分と良い度胸してますね。(ちゃきっ)」
「…ひっ!?じ、銃だと!?」
「ふざけやがって!そんなもの、どうせ偽物…―――」
ドンッ、
「さっさと失せて下さい。そのウザったい頭に風穴開けてやりましょうか。(ちゃきっ)」
「た、助けてくれぇっ!」
「すみませんてしたあぁぁっ!」
「………腰抜けが。この国も落ちぶれたものですね。」
「いいの?いくら目立たない場所だったからって、表の人間に手を出して…。」
「いいんじゃないですか?"アチラ側"の事情なんて知ったこっちゃありません。」
「大変なのは"王子様"の方なんだよー?」
「大変喜ばしいことですね。むしろあの方には書類の海に溺れて死んで頂きたい。」
「またそういう物騒なことを言う…。」
「アホ王子の話はもうやめにして、早く行きましょう。」
「お前は本当にあの人の世話係か!…でもまあ、時間もないし、行こっか!」
「ええ。(――…俺はあとどれくらいこうして居ることが出来るんでしょうね…。)」
「…ん?今何か言った?」
「別に何も。ほら、さっさと着いて来ないと置いて行きますよ。(スタスタ)」
「あ、酷っ!さっきまで人を待たせといた癖にー!待ってよーっ!」
「待ちません。」
「非常識!鬼!悪魔!」
「…光栄ですね。」
見てみろ、最高のバッドエンドだ!
(何故俺は、こんなに焦っている…?)
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まだ連載さえ開始してないのに先にキャラを出してしまいました…。しかもこのキャラ、連載でも後半の始め辺りに出てくる奴です。(←オイ)
この話だけで連載の布石がいっぱいだ…。(笑)
ちなみに今回は連載とは別ヒロイン。