ようやく愛蔵版の感想を書きにこれました。
愛蔵版のネタバレを含みますので、ご注意下さいませ。
でわ、まず弁慶さんの後日談1の感想。
これは十六夜EDを見ると見れるようになるみたいです。
場面は夏の熊野で、皆で船遊びをした後という設定。
ここでは弁慶さんの独白が入るんですが、本編を八葉視点で見てる感じで新鮮です。
熊野に協力を求めに行った時、弁慶さんには熊野を傘下に入れようという頼朝の思惑を感じていたらしく、どうやら気が気でなかった様子。
本編の熊野ではそんな素振りは微塵もなかった気がするのに、色々考えてたんですね。
そんなで、色々と気を張ってたらしい弁様が体調を崩してしまい、寝込んでしまうのです。
朝起きて来るのが遅いので、起こしに行こうとする時、照れる神子が可愛いなぁv
無防備な寝顔見るのってなんかドキドキしますよね…(´ω`*)
また、この時の眠ってる弁様のスチルが儚げですごく良いんです!!
弁様、白い寝巻きで寝てるんですね、ふぅん(何
まぁ、病床でも強がって遠慮するのはらしいかなぁ…
でも、こんな時くらい頼ってほしいものです。
だから"甘やかされるのも心地いいな"と弁様の本音が聴けたのが、すごく嬉しかったり(^^)
何かしてあげたいと氷を探しに行く神子と景ちゃん。
当時は夏の氷なんて貴重だし持ち運びも難しい…
現代だったら簡単に氷くらい手に入るのにね。
神子は現代人だから余計にもどかしく感じていたかも。
そこへ、弁様のお兄さんである堪快さん登場。
そういえば、立ち聞きするイベントで神子とは顔見知りでしたね。
堪快さんも割りとフェミニストっぽいから、ヒノくんや弁様のタラシ気質は遺伝子か熊野の土地柄か…(笑
お兄さんもお兄さんで弁様の事を心配していたようで、氷を探してきてくれるそう。
優しい人だなぁ、堪快さん。
さて、弁様は夕方になり熱が上がってきて辛そうな様子。
清盛が高熱で死んだことを思い出してます。
そんな事思い出すなんて、弁様相当弱ってますね。
熱だすと誰でも弱くなるものなんですねぇ(失礼
そんな所に神子が氷解を持って帰ってきました!!
この時のBGM、運命の迷宮のクリスマスデートの時のじゃないですか?
一番恋愛してるっぽいBGMで好きなんですよね〜
なんだかいい雰囲気…(´ω`*)
"弁慶さんのこと、心配している人はたくさんいるってことですよ"
これは神子の本音ですよね。
いつも何でも独りで抱え込んで無理しちゃう人だから。
神子の優しくて冷たい手に癒される弁様。
普段、あんまり希望とか素直な気持ちを言わないから、"そのまま触れていてほしい"と素直に甘えられると、キュンとします…v
倒れた弁様を神子が看病するという、王道だけどすごく幸せそうな2人で良かったですv
…が、これでは後日談ではなく、普通に回想シーンではないですか。
どこら辺が後日談なんだろう?と疑問に思っていると…
いきなり風景が雪景色に!
どうやら場所は平泉らしい…
と言うことは、神子を現代に帰して、平泉に亡命した時の話か!!
え?さっきまでの幸せムード全開だった2人はどこに??
"君の手の残した
ほんのわずかな感触だけ
僕ひとりだけの胸に
ずっと、とどめて―――。"
…弁様、死ぬ気満々じゃないですかっ!?
まだ死ぬ気ではいなかったかもだけど、それなりの覚悟はしてたって訳ですよね。
そんな時に、あの夏の記憶を、神子の手を思い出すということは、本当に神子が大事だったんですね。
弁様の覚悟や想いが切ない後日談でした。
続いて後日談2の感想。
仲良く市へ夕飯の買い出しにきている2人。
同棲生活ですよ…(´ω`*)
弁様は前と変わらず、穏やかで優しい。
だから、自分の事をどう思ってるか分からないと不安になる神子。
神子は男前で先頭切って戦い怨霊を封印する姫将軍だけど、好きな人に関して不安になったりするのが、普通の女のコで可愛いv
確かに弁様の本当の素直な気持ちを知るのは難しそう…
彼はひねくれてますからね(笑
で、突然秘密の熊野旅行に行くことになります。
2人だけの秘密にしたい、だなんて言われたらねぇ?(何
前と変わらない甘い言葉のオンパレードに、神子は赤面しっぱなし!
弁様相手の同棲生活は大変そうですね…ww
熊野は弁様にとって故郷なのに、秘密にする必要なんてあるのか?何か考えがあるのでは?と悶々とする神子。
そして神子の妄想タイム(笑
"いい加減退屈な暮らしにも飽きてきました"
"新たな火種があってもいいじゃないかな"
と、例の腹黒ドS顔でいった後、ニッコリ笑顔で…
"ねぇ、望美さん そう思いませんか?"
神子はそんな事はないかと言ってるけども、ありそうな気がしなくもないんだけど…ww
ま、弁様は穏やかな暮らしがずっと憧れだったんだもの、それを自ら壊すような事はしないですよね!!
結局行き先を教えてもらえないまま、目的地へ。
山道を抜けた先は波音が反響して聞こえる丘の上。
そこには弁様の両親のお墓がありました。
父は苦手だったし、母の事も好きじゃなかったらしい弁様。
でもやっぱり両親は両親。
弁様の家族なんですね。
両親のこと、自分のことを神子に知ってもらうための、今回の旅行だった様です。
弁様、普段自分の事を話さないから、こうやって両親を紹介してもらえるのは、自分がどれだけ特別に思われてるか、神子にも分かったんじゃないかな。
"僕は彼女と一緒に
生きていこうと思います
これから、ずっと…"
そして、両親の墓石の前でプロポーズ。
本当に神子のこと大切におもってるんですね(^^)
騙すようにここまで連れてきたのは、きっかけがつかめなかったから…と照れた顔で言われたら許すしかありませんよね!!
ヒノくんや堪快さんにバレたら冷やかされるのが嫌だったのもあるそうですが(笑
あの2人ならやりかねない…ww
でも次の日には本宮に行くようだし、幸せそうで何よりですv
多分、墓石の前での言葉が、結婚式での誓いの言葉みたいなものなんでしょうね。
当時は一晩を共に過ごしたら夫婦ですから、結婚式なんてないし。
でもやっぱり言葉にすることで、確かなものになりますし、2人の仲も一層深いモノになるんでしょうね(^^)
お互いの想いが通じるまで、時空まで越えて過酷な思いをした分、2人には幸せになって欲しいですv
以上の通り、後日談すごく良かったですvv
少しワガママが許されるなら、声を付けて欲しかったなぁと…
そこがちょっぴり寂しい部分でした。
でも、ゴチソウサマでした☆