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【創作】第0話【死霊狩りの犬】



人は目に見えないものは非科学的だと否定し直視しないのが基本的だ、見えないのだから物的証拠なんてものはなく映像だとか合成可能な物ばかり。

実際"見えないもの"が存在して居ようと自分に被害がなければ問題にしないし他人の不幸なんて所詮他人事、その存在に悲しむ者には心にもなく適当に「それは辛いよね、大丈夫だよ」なんて無責任な台詞を吐いて善人面を浮かべておけば済むし良き理解者として無難なポジションを獲られる。

だが実際被害に遭えば必死に存在を説明し理解されなければヒステリックに「何で分からない?あんなにも恐ろしいのに!」と喚き散らしてノイローゼになったり、訳の分からない宗教にハマって救われた気分になって広めたり。

実に生者とは目に見えているから余計に醜く汚らしい、それが人間という生命体なのだから今更悩んだ所で解決しない。

では逆に死者とは何か?様々な宗教や伝えによって解釈は大きく異なる、実際確証はどれも曖昧で都合宜しく解釈するし意見も違う。

ある宗教では死者は素晴らしい楽園へ行ける、ある宗教では死者は六道を越えて輪廻転生する等々…実に不確かで確証のないものばかりである。

それを否定はしない。

己さえ信じて居ればそれが正しいのだ。

誰かが否定するならそれもまた1つ…自分が信じないモノがあるなら、他人にも又同じように信じないモノがあるんだから。





では話は変わるが、これから語られる物語は"非科学的"であり"確証のない"モノの世界。

アナタは物語をどう見ますか?非科学的だと馬鹿にするもよし、あり得るかもしれないと信じるもよし、フィクションだろうと何の根拠もなく否定するもよし…。

アナタのいる世界とは、全く異なる世界なのだから…好きに解釈するがいい生者共。

【創作】死霊狩りの犬【メモ】

【設定】
遥か未来の日本では電子社会が活性化し人々は非科学的なモノは全て否定し生きている、誰もが平和だと考えている日常。
それが一瞬のような速度で崩れてしまう。
切っ掛けは些細なことだった、世界が数分停電しただけ。其れだけの小さなことが非科学的なモノを認めざる得ない、"死者の革命"が起きるとは知らない。

死者の革命から一年で立ち上がった世界各国の集い"死霊制圧部隊"は一年の間に電子じゃ解決出来ない力で、生きた人々を狩って逝く死霊を"堕としていった"。

部隊は非科学的なモノを認めない人間や死霊から、"死霊狩りの犬"と呼ばれて非難されながらも現実を重く捉える人間が多く力をつけていく。

死霊を狩れるのは一部の人間のみ。

●死霊制圧部隊●
全38部隊 上位は第一部隊
構成は各4人で、攻撃 防衛 戦略家の3つで組合っている。
但し攻撃か防衛が部隊によっては1〜2人になるため、大型任務は基本2部隊以上必要とされる。

第一部隊
総隊長(全部隊の中心)
┣名前「阿蛇羅 於嵩(アダラ ヨリタカ)」
┣女、24歳、168cm62kg E
┣攻撃、戦略可能
┣日本刀2つ、対人用銃一丁、死霊用銃二丁
┗「人間も死霊も似たようなもの」と善悪ハッキリしない性格、嘘を吐かれるのを極端に嫌いうが自分は範囲外と自由奔放気味。筋トレを普段数をこなすため、平均女性より体格が良く銃も刀も軽々扱える。名前の通り男のような性格だが、外見だけなら女性らしい(但し黙ってるに限る)

副隊長
┣名前「坂大寺 アヤリ(サカオオジ アヤリ)」
┣女、21歳、160cm 55kg B
┣戦略
┣対人用ハンドガン一丁、死霊用ハンドガン/ショットガンを各一丁
┗「追い詰められるのなら、どんな手でも使いましょう」とサラッと言う性格、死霊に対しては悪だと決め付け心も魂も追い詰めずにはいられない。総隊長を心酔。平均的な女性の外見で、銃を振り回すようには見えない。

防衛
┣名前「高堂 一騎(タカドウ イツキ)」
┣男、25歳、180cm 65kg
┣杓杖、対人用ハンドガン一丁
┗「無茶をしても構わんぜ、俺が居るんだ」自分に自信を大きく持つが他を見下す様な事は出来ない優しい性格をしているが、外見がゴツくイカつい上に攻撃型に見えるため杖が似合わない。死霊の中には無理強いされているモノもいると信じている。

防衛
┣名前「牧野 康祐(マキノ コウスケ)」
┣男、20歳、174cm 60kg
┣鋼鉄針、対人用ハンドガン、死霊用ライフル
┗「遠距離なら…近距離は、好きじゃ…ないんだ…。」全部隊の中でも最も暗い性格をしているが、その防衛能力は総隊長から信頼されているため唯一の取り柄だと思っている。その反面外見はさわやか風のイケメン面で女性に振り向かれないのは上位部隊の人間くらい、取り巻かれると恐くてたまらない。



第二部隊
隊長

┣名前「五月雨 優雅(サミダレ ユウガ)」
┣男、22歳、175cm 62kg
┣対人用ハンドガン二丁、死霊用ハンドガン二丁
┣「生きてる人間の方が、よっぽど恐いけどね。」誰とでも直ぐ打ち解けるコミュニケーション力を持つが、恋愛をするのも見るのも嫌いで折角のハーフ顔を無駄にしている。高堂と同等のイケメンなのに恋愛感情をもたれると相手を嫌悪し毒を吐く、22年間恋愛感情を持ったことがないらしい。

攻撃
┣名前「澤木 苓(サワキ レイ)」
┣女、19歳、158cm 52kg C
┣巨大斧、対人用リボルバー一丁
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