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ほのかに香る話である。



バレンタインデー、

そうか。



そんな時期か。



2月14日。

あの日を思い出す。



…チロルチョコ……か…。



行く末の話である。





気付けばもう こんなにも歳月は流れたのか。



もしも あの日に戻れるのなら、私はどうしたのだろうか。



もしも これからがあるのなら、私はどうしたいのか。




…分からなくなる。






これだけは、分かる。とてつもなく大切にしてくれているって事。

…恩を仇で返したくないよ。




なのに、おかしいな。私は…選べない。






馬鹿みたいって言われるだろうけど、

磁石のように引き寄せられてしまうんだ。互いにね。


初めて会った瞬間に感じた『何か』が いつまでも二人を繋ぐ。





愛着、言わば 単なる執着だと言いきれたら どんなに楽か。



この得体の知れない感情は何?



浮気、ちょっとした出来心なんて些細なものじゃないのは確かだ。



本当に、『迷い』が生じる。


好きであることに優劣を付けられない。




…身勝手でごめんなさい。



全ては先送りで。もっと時間をかけて丁寧に思案しなければ…。






下らない話である。




秘密の格別スイート

血液を固めるように
ドロドロとした感情も
病みつきになる

末期の中毒患者
恍惚に支配されていく

だからどうか
見捨てないで

不足の禁断症状も
我慢した甲斐あって
殊更美味しくなる
スパイスなの

舐め回してハニー
見せ付けるように
誰にもあげないよ
独占なんだから

とろけるような
その甘さに
私は溺れている




七、五の音の話である。





そこかしこ

どこに居ても

涙腺が

溢れ出すのを

止められないな



深まる秋の話である。


話題:メンタル





冬が駆け足で近付いてくる
足音がもうそこまで迫って
私は只 立ちすくむ



痛そうに真っ赤な落葉
あとは腐乱するだけ

季節は眠りを誘う
息遣いが消えそうだ

私自身が時を止めれば
ここで今 永遠が叶う


新しい季節なんていらない
ずっとこのままが良い



耐えられないだろう
身体の一部を
欠損した感覚には

それくらい必要なんだ

だからどうか
終止符を打たないで




まだ温かさが残っている今
平穏に包まれた安息を求める






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