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腐女子でオタクな管理人の雑談所。
モンスターとの戦いの中で負傷したにも関わらず、誰にも何も言わずにいた○○。
今夜の野宿に備えて水汲みに来た際、痛みで上手く水が持てず一緒に来ていたユウに負傷したことがバレてしまった。
「傷痛むか?」
「ううん。平気だよ!ユウが手当てしてくれたから」
「でも結構深かっただろ。やっぱりフィーリアに診てもらった方が…」
「本当に大丈夫だから!…ね?」
周囲に心配をかけたくないのか、自分の傷のことは黙っていてほしいという○○は必死でユウの口止めを試みる。
「うーん。はぁ…。仕方ないなぁ」
「ユウ、ありがとう!」
「俺の手当てで傷が残っても文句言うなよ」
「ふふ、大丈夫よ!寧ろ傷が残る方がユウのお嫁さんにしてもらうための口実が出来て好都合よ。…なんてね!」
「…っっ (そんなの、傷なんてなくたって…)」
「何か言った?」
「…別にッ」
大胆な発言をしつつも、顔色一つ変えずにいるところを見ると先ほどの発言が冗談だったと分かる。
自分ばかりが翻弄されているような錯覚に襲われ、ユウは少々複雑な思いを抱えながら○○と並び歩いていた。
「もしかして本気にしちゃった?心配しなくても、私のミスなんだからユウに何かさせたりなんてしないよ!」
「…でも嫌なんだ。俺が戦えないばかりに、○○に…みんなに守ってもらうことになってるのは事実だし…。そのせいで仲間が傷つくのはいい気はしないから」
「ユウは優しいね!そういうところ大好きだよ」
「ッ!?…あー、だから、そうやってまた… (期待するからやめてほしい…)」
「でも、ちょっと違うと思うよ?だってみんなユウを”守ってる”なんて思ってないよ。ユウと”一緒に戦ってる”んだよ!」
「……やっぱり敵わないな」
「??」
【目標】
「でもやっぱり、少しは戦えるようになりたいな…」
「ユウは今のままでも十分だと思うけどなぁ」
「…うーん。それも複雑。 (好きな子ぐらいは自分で守りたいし…)」
性 別 | 女性 |
職 業 | 夢追人 |
血液型 | B型 |