話題:小説の書き方
はいはい。
久方ぶりです。
今回は、文章の技術の一部を紹介します。
1:比喩表現
はやい話が、「例え」です。
これは、例え方によって3つに分類されます。
・直喩
わかりやすく、「〜のようだ」とか「〜みたく」と書くもの。
・陰喩
ここが比喩だと明示されていないもの。
「言葉の弾丸が降り注いだ」
のようなもの。
・擬人法
本来は人でないものを、人のように扱うもの。
「太陽が顔を出した」
「炎が隣家に手を伸ばす」
など。
2:倒置法
文章は本来、
何が、何を、どうした。
の順に書かれる。
倒置法は、その順番を崩すことで、ある部分を強調するもの。
「私は昨日、先生と会った」
↓
「昨日、私は会った、先生と」
という風にすれば、会ったのは先生だと強調できる。
3:体言止め
文末を名詞で終わらせるもの。
・降り注ぐ雨。
・鳴り止まない音。
・なす術も無く、立ち尽くす人々。
といった具合。
まぁ、こんな感じ。
どれも使いすぎると、くどい文になるから気をつけましょう。