エトランジェ

アイフォンをアスファルトに落っことした。
少し欠けた。反省したのでカバーをつけた。
黒いので指紋が目立つ。一長一短てやつである。



夢野久作のドグラマグラを読んでいる。
脳髄は物を考えるところに在らず、とあるが、この論理は社会における人間でも同じことが言えると思う。

脳髄は物を考えるところでないとすればなんなのか、
それは、全身の感覚を集め全身に反射するだけの器官である
すなわち、物を考えるところではない。

ならば、社会において私を私だと定義付けるものはなんなのか、
それは、私の周囲である社会や人間、物に他ならない
すなわち、私は私以外の物によって定義付けられている。

私は私の好きな物、好きな人、好きな空間、好きな思想によって形成されており、それは全て私ではない他のものである。
また私の嫌いな物、嫌いな人、嫌いな空間、嫌いな思想によって、より自身の好きなものを際立たせている。

確かに好き嫌いを判断しているのは私自身に他ならないが、それ自体は私自身が生み出したものではない。

すなわち、私は私以外のものを反射させて自身の姿を確かなものにしているに過ぎない、と考えられる。


【思い出連想ゲーム】

夏目漱石、こころ、折れてしまった頁、戻せない栞の紐、藍染のハンカチ、恋文日和、発光していた誰か
それによる反射、私の心境、痛む胃、後悔、懺悔、後悔、棘、後悔


何年前のことも数日前のことも数分前のことも常々後悔しきりの人生である。




せめて地球が平和になるようにエウロパに祈りながら眠るよ。

ナショナルジオグラフィックのサイトが、なかなかよい感じです。

宇宙の成り立ちから動物のことまで、自分の知りたかった情報がわさわさと並べられている。

むしろ読むのにちょっと疲れた。




生きづらいのでどうにかこの過敏な感受性を捨てたい。

他人の他人に対する暴言で関係のない自分がざくざくと切りつけられているのはとても馬鹿らしい。

分かっているけど分かっていない。

自分にとって毒になるものをちゃんと理解しなければならないな、と思う。

犬だってタマネギを食べたら死ぬし、道端には毒のある草も生えている。

生きるということは常に学習することだと最近よく考える。





どうにもならないので雨音を聞きながら宇宙のことでも考えようと思う。


最近は木星の衛星であるエウロパがマイフェイバリット・プラネットです。

エウロパとは氷でほとんど構成されたガラス状の星で、その表面下には深さ50kmほどもある海があると考えられている。

実にロマンチック極まりない。

写真とか映像とかで見られる日が来たらいいなあ。

その日が来るまでは生き延びたい所存である。





実際に目で見たものと自分の耳で聞いたことしか信用しないと決めた。

不確定なものに踊らされることほど愚かなことはない、とこないだテレビに出ていた50歳のネット美容マニアのババアを見て思った。




50kmの海を秘めていそうな深い人間になりたいと思う。

エウロパ島の誕生を願い、今日も本を読むのであった。

新しいハンドクリームを買いました。
手だけものすごくいい匂いがします。
いつか全身こんな感じになったらええなと思います。泣いてなんかねえよ。


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情報の取捨選択とは簡単に言ったものの、SNSが蔓延る現代ではなかなかに難しいものがあると思う。

私には、双方向のやり取りは非常に向いていない。
だからブログとか、そういう自分の城的な所を構えて発言するようなのが向いている。
ツイッターとかは何か家にいるのに常に誰かと一緒にいるような感じがして、それが安心や楽しさに繋がることもあれば、ただ負担になることもある。
不要な情報って言ったら何か失礼かもしれないし悪いかもしれないけど、そういうノイズみたいなので本当に自分が聞きたい言葉が掻き消されてしまったりすることもある。

ネットって怖いなあ。使い方さえ間違えなければとても便利なツールなんだけど、どうもその便利さに人間がついて来てない感じがする。

就活に関しては皆敏感だから余計に棘であったりノイズであったりが増える気がする。
自分のタイムラインに流れてくるおめでたい情報が、祝ってあげたいくらい好きな人だったら「おめでとう」って素直に思えるけど、SNSは上辺的な所もあるからそんなに親しくなくともフォローしてたりするわけで、自分が上手くいってないときにはどうしてもそれが棘やノイズになる。
「嫌なら見るな」っていうのは簡単だけど、そうも単純な問題ではない気がするんよなあ。
人付き合いが自分の個人的空間に無理矢理捻じ込まれてきてるような。
ヤマアラシジレンマが起きて棘刺さって痛いのに、調度いい距離まで離れさせてもらえない感じ。


まさかこんなことでSNSとの関わり方について見直し、深く考えることになるとは思わなかった。
結果的に私はタイムラインを眺めることを止め、当たり障りのないことと写真についてだけ呟くbotと化し、見たい人のツイートは個別に覗きに行くというスタイルを確立した。
こういう他人のツイートやブログというクローゼットを覗く方が性にあっている。
やはり私には覗きの才能がある。


自分は拒否しといて他人に押し付けるのはフェアじゃないと思うから、私は就活について呟かないと決めています。
その辺はちゃんときっちりしたい。

私のこの文章読んで「考えすぎやろ(笑)」と笑える人は是非そのままでいてもらいたい。
強心臓の持ち主たる称号を授けよう。
ちなみに私は祖母も認めるノミの心臓。



とりあえず海の向こうから皆の幸せを願っています。
人それぞれ色々あると思うけど、失敗も成功も全部引っくるめていい方向に進んでいける魔法を掛けてあげよう。
神様神様チンクルホイ。

大切なものが増えに増える3年間。
あと1年で、また更に増えるだろうと思います。幸せなことです。


昨日はサークルの追いコンでした。
当日昼に帰ってきて、そのまま家に帰ることもなくボックスへ。
もう幹部じゃないから何を準備することもなく、そのせいでなんだか追いコンたる実感が何もないまま過ぎてった。

お手紙読みタイム、あれ一年間の行事の中でも特に好きです。
去年読んだこととか色々考えて、時の流れる早さを実感。
私のときには誰が読んでくれるんだろう(大方予想はつく)、とかもしゃもしゃ考えとりました。

何だかまだまだ会えるような気がするのです。
卒業って何だろうな。
精神的な部分での定義がよく分からん。

どこにいたって会おうと思えば会えるとはいってもなあ。
やはりサビシイ。

私は卒コン出られないので昨日が最後でした。
海の向こうから卒業を祝っております。

なんだかすごく幸せだった。
肺に橙色の薔薇が咲く病にでも罹っているような気分です。
臨終するまでには魔法使えるような気がする。

時は流れていくことに価値があると思う。

右手人差し指爪が悲鳴を上げとります。
近頃の私といえばまるでエントリーシートとリレキショを量産するマシーンのようです。

字の書き過ぎで腱鞘炎になりそうです。
消しゴムの掛け過ぎで爪も取れそうです。

悩みだけ羅列するとなんだか漫画家のよう。疲労。


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せめてもの楽しみに明日KEYTALKのTIMES SQUAREとONE SHOT WONDERを買う。iTunesで。
地球人やめたけどハイパー現代っ子な仕様となっております。

八木氏の可愛さは最早あざとい。

私は巨匠が一番好きです。
彼には仲良くなった人にしか見せない一面みたいなのがあるといい。それを覗き見たい。

多分私には覗きの才能がある。


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自分の背丈を嘆いてばかりいても縮まないのでいっそ開き直ることにしました。

すごい細身ですごい背高くて顔ちっさくて浮世離れした感じの高等遊民になろうと思います。

とりあえず痩せます。(口癖)


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人との繋がりを投げ捨て海の向こうにきたことで、一人の時間が増えました。

自分を構築して帰りたいです。
あわよくば浮世離れした人になりたいです。

とりあえず俗世からは高飛びします。



さらばピープル

きっと私は行方不明になりたい