話題:ドラゴンクエストシリーズ

第五十話

倒したぞ!

バラモス!

ええ、ここ数日、時の祭壇を進めてたり、カジノでジャックポットを狙ってたりしてて。

が、いよいよ心も体も準備万端で、城に乗り込むで!

天空魔城の結界を勇者の剣で切り裂き城門に着くと、そこには門番が。

よし!行け!英雄!シルネキ!カミュニキ!じーさん!

ワイはセーニャたん、マル姉と一緒に増援が来ないか見回ってるで!

英雄たちの活躍でなんか軍王だったらしい門番を倒し、城内へ侵入。

あれ?勇者いなくても戦えるじゃん流石ワイの仲間。

入り組んだ城内の仕掛けを解きつつ奥に進んで行くと、いかにも魔王がこの先にいそうな長い通路に出る。

そこに、うずくまってシクシクと泣く少女の姿…

ベロニカ?

ベロニカはワイらに気付き近づくと、ワタシだけ死んだのは不公平だから、アンタも死んで!とか言うしウエーン!そんな事言わないでよー!

すぐに偽者だと気付いたセーニャたんの聖なる竪琴の音色で偽者のベロニカは浄化され、気高きお姉さまはそんな事を言わない!と力強く語り、そうワイも実は偽者だって気付いてたよ!ホント!

そして英雄がそんな事をするのはヤツしかいない、と心当たりかあるらしい。

くっそぉ!誰だ!ワイの純真な心を乱そうとしたヤツは!?

そこに、課長から軍王のリーダーへ大出世したホメロスの姿が。

ホメロスは魔の力を鼓舞し、グレイグを超えた!と豪語しているが、いや違うで、力だけで物事を測ろうとすると、必ずそこには歪みが出る。

相手の優れた所は認め、尊重してこそ自分の価値ってのは見出だされるんやで。

しかし、魔の力に魅了されたホメロスにはもう何を言っても通じるワケもなく、襲いかかって来る。

ならばせめて、かつての友の手で送ってやるのが手向けか。

激闘ではあったが力に支配されただけのホメロスに絆で繋がるワイらが負けるはずもなく、ホメロスは倒れた。

英雄は振り向かず先に進もうとする姿に、ホメロスは最期までワタシの前に立つのか…と言葉を残し、消えていった。

違うでホメロス。

オマエさんは、自ら後ろに立っていたんやで。

言葉は発せずとも、英雄の背中はそう語っていた。


次回、最終決戦!