私は、どうしようも、ない。
しょうくんとは離れられず、求められるがままに、応えて。
おにーさんに気持ちはあるのに、いまだ付き合ってと言われない悲しさと、しょうくんの悲しい顔をみたくない、という自分勝手な考えで、気持ちはゆらゆら、不安定なまま。
セックスが終わったら、そのまま寝るものだと思ってた。まぁ、たしかに眠くなるし。だけど、しょうくんは、そのまま寝ないで一緒にシャワーを浴びて、ゴロゴロしながら、話して。
今までの相手はみんな寝てた。おにーさんも、セックスが終わると寝てしまう。その寝顔は愛おしいし、別にいいんだけど、、私より先に寝てしまうのがさみしくて、しょうくんなら起きててくれるのに、なんておもってしまう自分がどうしようもない、なと。
しょうくんは、私が好きだというけど、たぶん付き合いたいわけではないと思う。学校を卒業したら、どうなるのかなあ。
おにーさんは、私と結婚したいという。私も、そう思う。
なら、答えは決まってるのに。
どうしようも、ない。