candy.

メロル「いつもルパラットと一緒にいるけど、君は何者なの？返答次第では殺す」
ルベッカ「うおぉっスッゲー物騒！！」
ペリエル「お前が言うな」
リニキス「いやバトルで金稼ぐパートナーってだけだよ…」
メロル「パートナー…？悪いけど、ルパラットのパートナーは譲れないよ、勝負して」
リニキス「なんで！？」

メロル「僕の負けだ…」
ナパージャ「リニちゃんはとっても強いのーでもメロちゃんも綺麗で素敵だったよー！」
メロル(メロちゃん？)
リニキス「お前スゲーじゃん！殺すとか言うから驚いたけど、どの技も華やかで綺麗だなぁ」
メロル「…僕は戦い方を見る余裕なんて無かったよ。手加減されてたみたいだし、どうやら完敗みたいだ」
リニキス「次は殺し合いじゃなくてマジックを見せてほしーんだけど！」
メロル「お望みならまた見せてあげるよ、今日みたいにね。覚悟していて」
リニキス「なんで！？」

ルパラット「ただいま！」
ラフェリオ「何かあったの…？」
ルベッカ「血生臭い手品ショーやってたぞぉ！！」
ルパ＆フェリ「どういうこと！？」
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メロルちゃんはルパラットの幼馴染、小さい頃からルパラットに片想いをしています。
メロルちゃんは資産家のお嬢様なのですが、お家がとても厳しく娯楽はくだらないものだと言われて育ちました。
彼女は手品が好きで家族にも披露したこともありますが、下品だからやめなさいと言われて取り上げられます。
ただそれでもやっぱり派手な仕掛けを考えて誰かを驚かす事が大好きなので、男の子の格好に変装をして家を抜け出し街の片隅でひっそりと披露してます。

街で披露しようと思う様になったのはルパラットがきっかけです。
小さい頃に彼のお家に遊びに行った際、庭で隠れて手品をしているのをルパラットに見つかり、最初は家族からの反応を思い出して血の気が引くのですが、彼は家族とは反対で、今のはどうやったの！最初から見てたけど全然わからなかった！凄いね！と目を輝かせていたのです。
それから彼と会う度に新しい手品を披露する様になり、その度に心からの素敵だなぁという言葉をもらっていたので、だんだん自信を取り戻して好きな事に対して否定しない様になりました。

メロルちゃんは親同士が決めたルパラットの婚約者なのですが、それとは全く関係ないところでルパラットの事が大好きで、よく変装してお家を抜け出して会いに行っています。
彼からは妹の様にしか思われていないのですが、それは承知の上でずっと愛をぶつけています。

リニチャンの生い立ちやルパラットとの出会いは暗い＆長いのでまた改めて…

リニちゃんにとってもルパラットは恩人で、辛い過去により欠落してしまった感情を取り戻してくれた愉快で優しい彼の事が大好きなのですが、いつも一緒にいるのはあくまでバトルが強くてパートナーとして相性がいいという理由です。
出会いのきっかけが重めなのもあってリニちゃんとルーくんはくっついてもいいのかなって正直思ってたのですが、お互い恋愛対象ではないというか、二人ともあまり恋愛をするような性格ではないと思ったから…誰か一人の事で頭がいっぱいになるよりも他に大事なことある感じがします、特にルーくんが。二人は相棒の方がしっくりきちゃう…

いつも一緒にいるので、こっそりルパラットに会いにきたメロルちゃんにヤキモチ的なのやかれちゃったのですね。
でも、リニちゃんはルパラットと似て優しくてよく褒め殺すので、メロルちゃんとは気が合うのではないのかなと
思います。添付の絵はそういう気持ちで描いた絵です。嘘です。二人ともすごく気に入ってるから並べたかっただけの後付けです。
気が合いそうなのは本当です！わーーーっ

私の中にいたメロルちゃんはミステリアスでクールな子なのですが、リニチャンと絡ませたら途端にポンコツロケット団みたいになってしまって申し訳なく思う…ナパージャと絡ませればよかった…(後悔はしていない)

ではまた…

ラフェリオ「少し言葉は厳しいけどね、ペリはルベッカが傷つかないか凄く心配してるんだよ」

ルベッカ「はァーー？嘘だなっ！」

ペリエル「僕は目の前の怪我人を放置したくないだけだ。こいつが意味の無い喧嘩でくたばるなら僕の知った事じゃ無い」

ラフェリオ「もう、ダメだよそんな事言ったら！」

ルベッカ「テメェェもっと言い方あるだろっっ！やるかぁー！？」

ペリエル「ふん」

ラフェリオ「どうしてこうなっちゃうかなぁ…」

リニキス「はは！放っておけよー仲が良い証拠だろ」

ペリ＆ルベ「良くない！！！」

ラフェリオ「(はもってる)」

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ペリエルとルベッカは価値観が合わないけど、お互い決して見捨てることは無いし、危なくなったら普通に助けに入ります。
そういう事を、言いたかった(そうなんですか…)

ラフェリオ「ルパラット、稽古をつけてくれないかな」

ルパラット「稽古かい？もちろん付き合うとも！」

ラフェリオ「もっと大切な人を守る力が欲しい、厳しくしてほしいんだ」

ルパラット「焦る気持ちは僕にもわかる、でも君はそれだけの力をもう持っているじゃないか」

ラフェリオ「今のままじゃダメなんだ！もし君より強い奴が現れたら、今の俺じゃ君やみんなを守れない…俺を強くしてよ」

ルパラット「ラフェリオ…よし、一緒に強くなろうか！まぁ、僕はどこの誰にも負けないよ！」

二人「うおーーー！！」

リニキス「あの二人すげぇ…目に見えねー速さで組み手してる…」

ナパージャ「ルーくんもフェリくんもがんばれぇー！」

ルベッカ「おおーっなんだなんだスゲーー！！トクサツだっ！カメラ回すぞー！！！」

ペリエル「真面目な二人の邪魔をするんじゃない！」

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(以下ラフェリオについてのお話、ちょっと暗い)

ルパラットとラフェリオは同じ格闘タイプで性格も両者優しく真面目でストイック、とても気が合う。
ラフェリオはルパラットの事を師匠の様に思っていて、共に鍛え合う日々を過ごしている。

彼は治療の天才で、特殊な電気を帯びた掌で触れるだけで患者の傷や怪我、病気まで治してしまう。
過去、このとんでもない能力を持つために追われて捕まり、大切な姉を人質に取られてこき使われてました。
姉はラフェリオの一つ上で名前はリモル。ラフェリオのイメージ鉱物ヘリオドールと同じベリルグループの、モルガナイトからとった名前。

リモルは種族の中で変わった色味をした女の子で、先に彼女の方が拐われそうになり、ラフェリオが庇いにきてしまった。
その場にいた二人の親友ペリエルも二人を守りたくて、特効薬を作れるから一緒に連れて行けと、過酷な場所に付いていきます。
姉弟二人して目立つため、亡き父から人里から離れる様に言われ二人でひっそりと暮らしていましたが、運悪く二人とも連れて行かれてしまいました。

リモルの珍しい色味は突然変異によるもので生まれつき体が弱く、捕まって虐げられて弱り、あっけなく死んでしまいます。
姉弟は施設内で隔離されていた為、ラフェリオは姉の死を知らないまま彼女のためにとボロボロになりながら休むことなく治療を続けています。
リモルは二人の父親の形見のペンダントを胸に下げていましたが、死を悟った頃、見張りの目を掻い潜って会いに来たペリエルにそれを託します。

結局、ラフェリオが姉の死を知ったのは、2年後、良からぬ噂を聞きつけたルパラット達がこの施設にかち込みに来てラフェリオとペリエルを救出してからの事だった。
彼は受け取った形見のペンダントを握りしめて取り戻せない命と自分の無力さに泣き崩れたのでした。

明るく元気で優しいラフェリオだけど、家族を失った痛ましい記憶が薄れることはなく、ルパラット達と旅を共にする様になってからも仲間を守れるだけの強さを求めて日々仲間と鍛錬を続けています。

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ラフェリオは心優しい、戦うお医者さん。すばしっこくて力持ち。
ルパラットも過ごしてきた環境に少し訳ありなので、またの機会に書きにきます…m(_ _)m

シャルロ「待ったかい？支度に時間かかっちゃって。ごめんね」

道瑠「えっ！？待ち合わせ10分前だよ！アタシが30分前に着いちゃっただけ！！あれっシャルロ和服じゃん！！超新鮮！すっごく似合ってて最高ー！！」

シャルロ「ふふ、ありがとう。急に着たくなっちゃったんだよね」

道瑠「めっちゃ可愛いよ！いいなー見てたらアタシも和服着たくなっちゃったよー！」

シャルロ「じゃあ今日は道瑠の和服見に行く？」

道瑠「いいのー！！？あっ！！そういえばちょっと変わっててちょっと不思議でめっっちゃ素敵なお店知ってるんだよねー！そこ見てみたい！」

シャルロ「そうなんだ、それは僕も気になるな。行こうか」

道瑠「やったー！いっぱい写真撮ろーね！！」

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お友達のところの素敵な仕立て屋さんで、道瑠がとっても可愛く着付けていただいたのですが、それが嬉しくて描いてみた…

二人だったら並ぶ時に服のテイスト合わせそうで先にシャルロが和服を着てたのかも…とか色々お話が浮かんできたので小話を挟んでみた。
でも道瑠だけ和装しに行ってシャルロはひたすら見守ってるというのも、なんか兄妹っぽくて可愛くていいかも…(兄妹ではない)

綺麗にメイクやヘアアレンジまでしてもらって美人さんになった道瑠を見て、きっとシャルロがあまり表情を変えないながらも、可愛い可愛いって写真をパシャパシャ撮りまくってます。
今度は一緒にレンタルしに行こうねーって言ってると思う、素敵なお洋服見繕ってもらえてよかったね道瑠…