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真実

5泊6日で雫んちに行ってきました

今日帰ってきたんですが

ついた初日のまだ会って数時間で





拓巳の彼氏の存在を聞かされました





そっか…

拓巳が俺リア充だもんって言ってたのは学生生活についてだと思ってたけど

ほんとにリア充だったんだ

そしてあたしには教えてくれないんだね

雫には告られたその日に話したのに

彼のことも平然と紹介して

マイミクにまでなってるのに

あたしには一言もそんなこといってくれないんだ

しかも2人に告られて

彼氏さん拓巳んちに入り浸ってるから半同棲状態なんだって

そっか

そうなんだ

あたし

確かに雫には及ばないけど

他の山下家のみんなよりは

信頼されてるかと思ってたんだけど

あたしの思い過ごしだったんだね

さみしいなぁ

所詮私は山下家のひとりでしかなくて

仲良い友達の中のひとりで

拓巳の内側には

踏み込んじゃいけないんだね

内側までは行けなくても

玄関ぐらいは開けてもらえるようになったと思ってたのにな

まだ庭ってかんじ?

3年間

一番長くそばにいたと思うんだけど

まだこんなとこかぁ

これからなんてもう距離縮められないよ

恋人にはなれなくても

親友のなり損ないぐらいにはなりたかったのにな

ざんねん



あ、5月に雫が゙これは話したらほんとにまずい゙っていってたのは

この話らしいです

今回私に話してくれたのは

拓巳が次山下家に会ったとき話すって言ったかららしい

拓巳が隠す気ならずっと黙っとくつもりだったって

私に先に話したのは

本人に言われたときのショックを軽減するためっぽい口振りだった

お前突然だったら暫く固まるだろって

いやそりゃびっくりしたらしばらく固まるだろ情報整理ぐらいさせろよ

その方がリアルな反応だろ



それにしても

拓巳告られるの早いなぁ

そんな拓巳だからあたしも恋したのかな

あたしも惹かれるの早かったしな

体育祭は普通だったけど

遠足は少し惹かれてた気がする

今確認したら

体育祭はGW明けで遠足が5月中頃

拓巳と会ってちょうどひと月

遠足は拓巳と2人で回ったんですよ

雫がいなくて変な感じだったなぁ

ちなみに嫁宣言されたのは

初めてまともにしゃべった1週間後でした



この話されたのって

京都駅の横のショップビルのマックだったんですけど

京都駅周辺って拓巳との思い出の場所なんです

高2の夏に初めて友達と行った旅行

拓巳と2人きりで行った思い出の場所

そのマックも

拓巳と一緒に行って食べた場所で

どこの席に座ったかまで覚えてた

そこで聞かされたのは

あたしの知らない拓巳で

話を聞くたび想像するのは

ここでわたしと一緒にいたのとは違う拓巳

こんな拓巳しらないよ

わたしの知ってる拓巳と違う

拓巳の時間はどんどん進んで行っちゃうのに

あたしの時間はちっとも進まない

あの時のまま止まってる

拓巳のそばで拓巳を見てた

楽しかった高校時代のまま

真実を知った今も

私はその場でうつむいて泣いてるだけ

足の踏み出し方なんかわからない

わかりたくもない

変わらずあの頃のままでいたかった

そんなことありえないのはわかってたのに



拓巳ね

彼氏できたけど

今の彼氏より前言ってた高校の男子の方が好きなんだって

人としてなのか恋愛としてなのかわからないけど

相思相愛かこのやろー

なんであいつらは高校のときつき合わなかったんだ

もう付き合えばよかったじゃねーか

そうすれば

あたしだってもう少し楽だったのに

拓巳が知らない男の人と一緒なんて

いやだよ…!



もうただくるしくて

なにがいいたいのかわからなくなってきた

かんがえだしたらとまらないんだもん

こっちきてからも拓巳のことかんがえなかったひなんてなかった

彼氏のそんざいがわかったいまでも

ぜんぜんかわらない

わたし拓巳が好きだよ

雫の想像より

高校の男子より

拓巳の彼氏や告った人より


絶対ずっとずっと好き


でもこの好きは

伝えちゃいけないんだよね

伝えたらきっと

今のままじゃいられなくなる

それは嫌なんだもん

だったら黙ってるしかないじゃん

拓巳に彼氏できたって言われても

私は笑ってないといけない

笑ってちゃかして

拓巳の想像どおりに

拓巳の゙トモダヂの美海を

演じるんだ
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にじんで、



なにもみえない


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